「夜の滑走路　一人立って空を見ている　走ってきたその熱がまだ残っている」、すごく簡単な言葉の中に濃縮された青春の熱の表現と、バックのシンプルなドラムと併せてこういう歌ですという意図を提示して世界観に引き込むパワーと、歌詞の入り方としてすごい。あと単純にこういう懐かしいさわやかロックが好き。最初の歌詞をラストで繰り返すの大好き人間は大勝利のやつなので聞くべき。

正直あんまり歌詞も聞き取れないまま音の楽しさだけで最後まで来て、静かな中で歌われる「忘れないように　この二重螺旋にメモをして」ではっとした。短い中に詰め込まれた世界観に浸りつつ繰り返し聞きたいスルメ曲。

説明いる！？　なにからなにまで本当に好き。ボカロに関連する何かしらが好きだと思ってる人たちすべてが多かれ少なかれ「これ自分のことだ！」と思えそうな、すごくパーソナルなのに射程の広い歌詞がお見事。私は「恋焦がれても触れられるのは夢の中だけ」に続く歌詞が「だから」であるところ、推しです。

2021年に再始動したのが嬉しすぎてずっと追ってるＰ（2010年～2016年に「飛行衝動」として活動してたカナタジュンさん）の推し曲。耳に残るメロディに温かい深みのあるオケ、あまりに心地よく聞けるので聞き流しそうになるけど、しみじみと良い曲。大好き…。

どこ切り取ってもはっとするようなすごい歌詞と、それをちゃんと支えるシンプルで丁寧なメロディ、完成度がすごい。この1年気がついたらこれ口ずさんでる。色々な人が描いてつなぐ動画もすごくいい、この時代に4:3なのこだわりがすごくて、愛……。

ミニマルに繰り返し歌われる絵本みたいな世界観の歌詞が大好き。その代わりに情報量多めのオケで、歌詞の量の少なさをテキストで見るまで気づかない。幽霊、来てくれる曲あるだろうか…。歌詞の表現の多彩さで勝負する「心のない歌」と好対照では？　どっちもすき。

あ子さんと知声のタッグ良すぎる。どうすんだ。あ子さんの知声曲よすぎてどれ10選に入れるべきか迷った。すっと歌詞が入ってくるメロディと物語性のある壮大な展開で、聞き終わる頃にはミュージカル1本観終わった気持ち。

これみんな好きなやつでしょ！？　Flowerの絞り出すような歌い方が抒情的な歌詞とめちゃめちゃ合う。サビへの入り方が気持ちよさ過ぎる、大好き。

メロディよすぎる、サビの「とんがりぼうしの夜には」で上がるところが好きすぎて、毎回うっかり泣きそうになるし、「偶然でもここまで来たこと」に毎回励まされる。動画もめちゃめちゃいい。旅に出たさが溢れる…。

暗い方のDixie Flatlineだ！！！！　とはいえこういう方向性に暗いのは初めてなのでマジかとなった。淡々としたトーンで進むめちゃめちゃ重い歌詞、最高。Dixie Flatlineの歌詞の割り方を永遠に愛してる民なので「あの朝あそこに埋めたもの」の割り方に興奮する。