(待機曲)

2025年好き好きREMIX

０１
『正しさをだ〜〜～〜〜れも知らんけど』

sohbanaさんの音楽は宗教色と俗っぽさを同時に感じるものが多いと思っていましたが、まさか読経をそのまま入れてくるとは……。速いテンポと淡々とした歌唱に面白い音がいっぱい鳴ってて最高。間奏が特に大好きです。

歌詞も受け手によって解釈や刺さる部分が違いそうなのが実にSohbanaさんらしくて良いですね。

０２
『日陰の向日葵は特別でしょ？』

由末イリさんの曲は音の使い方が楽しくて好きです。
子供の頃、暗くて人目につきにくい、校舎の片隅とか、階段の陰とか、寂れた裏庭とか……一見冷たい印象の場所って「自分だけの居場所」のような気がして少しだけ落ち着きました。息苦しさを感じている時とかは、特に。
そんな場所に"素敵な友達"まで居てくれたら、暖かいとすら感じたかもしれないな　と、この曲を聴いていると思います。

おまもりとして心の裡に忍ばせておきたい　秘密の逃げ場所のような曲です。

０３
『泳げないことバレないように 浮かぶことすらやめてしまおうか』

暗くて静かで出口の見えない曲。眠れなくて朝も来て欲しくないような夜に聴きたくなります。
電子音も、歌愛ユキとワカナ(UTAU)の声も、とっても心地良くて、永遠に聴いていたい……。

YouTubeに企画担当SYATIさんのゲキヤクカゼヒキver.もあります　
https://youtu.be/gWhBq4lL04E?si=Ze2zr4qxDu5wLz9D

０４
『あたしはどうやってもこういう世界のこういう者であるのだな』

勢いのあるボカムンベースに思わずノリながら聴いていると、聴き馴染みのある「夕焼け小焼け」のフレーズが出てきてびっくり。緩急がある曲って良いですよね。
ルウルのかわいい声で、生きづらさを切々と語り、ラストに「何回だってこの歌を食らえ太陽」……シビレる…

この曲と、同Pの「不思議ファイル.exe」を今年はかなり聴きました。

０５
『透ける足を弾ませて』

音も歌詞も、綺麗で繊細で切なくて…………でも確かに力強さも感じます。か細くて淡々としていながらはっきりしたミクの歌声も「ここにいるよ」「ここにいたよ」と主張しているようで、初めて聴いた時少し涙が出ました。

無色透名祭3ではたくさん素敵な曲に出会えましたが、特に大切になった曲の一つです

０６
『想いを連ね重ねた先に　確かなものが　咲いている』

ことばをひとつひとつ、大事に重ねていっているように聴こえるサビが良すぎて……。間奏のピアノや、「ことば」への優しい祈りや願いのような歌詞も大好きです。

ことばを大事にしたバラードがテーマのコンピCD[ふたりのねがい また、ここで]収録曲の鏡音リンNT版

０７
『今 ぼくの言葉で綴ろう ポエトリー』
『溺れていたのは まだ泳いでいたから　歩き出してぼくは はじめて海を知った』

青くて穏やかで綺麗な、人生の歌。
歌詞を見ながら聴いて浸ってほしいです。

０８
『正しく生きていたいから　進んでいくしかないよな』
『全力で下手な言葉　話していくしかないよな』

風のような美しい音楽と悲しい光景の中を、初音ミクがどこまでも歩いていきます。
この曲の言う「正しく生きる」は、「世界と関わる事を諦めない」事なのかなと感じました。
自分は言葉選びが下手な自覚があり、内に籠りがちに生きてきました。それをなんとかしないとな…と四苦八苦している中でこの曲に出会い、背中を押してもらえたような気がします。これからも一緒に歩いてね。

０９
『疑わしい 疑わしい 我が才を 振り絞るだけの 生命の色彩を』

3分間に言葉と音がギュッと詰め込まれているのに爽快。美しい疾走感に乗った純粋な創作論に心打たれます。
「駄作」という楽曲を聴いてから、かしこ。さんの創作をテーマにした楽曲に脳を焼かれ続けているのですが、今回の曲は本当に衝撃でした。

この曲は本来創作者目線の曲ですが、視聴者側である自分が"創作"と"ボカロ文化"に対してどうしても見てしまう　キラキラを　ドキドキを　憧憬を　音と言葉で、何よりも確かに描いていると聴く度に感じます。

１０
『隣に「音」があったから』

ボカロ曲を好きになって10年以上経ちました。
本当にいろいろな出来事があって、ボカロ曲という多くの「音」に出会えて救われた、と思った事は勿論……出会うべきじゃなかったのかもしれない、と思ってしまった事も、たくさんありました。

それでも「出会えて良かったんだ！！」と胸を張って言えるように、少しずつ自分から行動するようにしてみよう！と思わせてくれたのがマジカルミライ2025と、ラストラスです。ありがとう。

輝いて！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！