1. あいうち

    ご挨拶

    you are paranoid, im a vocaloid
    i just wanna lean on ya until you die
    honey

    またバカの一つ覚えみたいに
    現実に絶望してるけど
    所詮マスターの妄想はそのていど
    あたしはもうがっかりですよ

    ごらん

  2. クリプトン公式チャンネル

    #1
    「名、つくってく 名をつくるを、つくってく」
    「ああ、変わってく 相変わらず、変わってく」

    アニバソングという扱いで終わらせるには存在が大きすぎました。消し飛ばされる観客になりたい。
    MEIKOさんが大きく両腕を広げるカットからの数秒間、何度聴いてもわけがわからないぐらい心が震えます。なんでこんなにわくわくするのか不思議なんですが、その戸惑いも含めてなんだか嬉しかったり。

    今回の10選の中では少し異質なので選出にあたってはいろいろ迷いましたが、今はこれがはじまりに1番相応しい曲だと思ってます。

    「いつの日も変わらず続けてきたこと
    初めの心忘れず、ただここに在ること!」

  3. 螟上?邨ゅo繧

    #2
    今年はずっと終わった夏を懐に携えて過ごしています。
    音楽 螟上?邨ゅo繧 
    映像 長江春芳
    これを完成させたお二人に最上級の敬意を。とにかくMVを目を逸らさずに見て欲しいです。

    以下はもう曲を聴いてたら映像が浮かんでくるレベルでリピートした人向けの好き語り。


    ・予感が詰まったギターの音色と静寂の中で映し出されるギター、機材、廃屋、青空。もうこの時点で最高おいそこスティック回すな良すぎるぞ

    ・空気を切り裂くような轟音の中での文字出し(それでも何故、貴様は歩む )気持ち良すぎます

    ・作者名としての文字化け夏の終わり→視界を覆う飛んだ麦わら帽子→タイトルコールとしての夏の終わり→あああああ

    ・緊急警報ずるすぎる。うちの街もジャックして欲しい。ゆかりさん最後それ放り投げるのやめてかっこ良すぎて死人が出ますよ

    ・現実の野外ライブ映像と見紛うリアルさがありながら、この世のどこにもない場所を思わせる絶妙な世界観

    ・「この季節が産み落としたもの」からの連続絵と歌詞の調和が凄まじい。十数秒に何年を詰め込むつもりなんだ

    ・コメントの盛り上がり具合も嬉しい。熱量って連鎖するんですね

    ・まぶたを閉じて生まれる空白、機材を踏む仕草、見上げる空の青さ

    ・実に暑い夏でした

  4. 柳世翽宇

    #3
    間違いなく今年1番長時間聴いた曲。この長さなのに毎日何度も聴いて、今もまだ寝る前のお供という。これまでいろんな音楽を聴いてた中で、生まれて初めて味わったと思える感覚があって驚いています。

    元々ボカコレ曲として投稿されたんですが、動画に不備があったということで期間後に一度削除されて再投稿されてます。そのこともあってか同作者さんの一作目や無色曲に比べて全く伸びてないのが悔しい……Cafe発掘タイムでも途中まで流れてましたが、今回はフル尺でラスサビの凄まじさを堪能してほしいです。

    言葉の意味を飛び越えて、ひたすらに心地良い音の波に圧倒され続ける10分間。

  5. 2997

    #4
    「プラットホームから手を伸ばした
     それからここはもしもの世界」

    あまりにも綺麗で、あまりにも苦しい歌。
    これを作品として形にすることの辛さと、そうせずにはいられない思いと、どちらも伝わってきて言葉に詰まります。

    「無傷」というタイトルの重たさと、ラストの美しい轟音の中て繰り返し映し出される文字の存在感。

    本当に苦しい。
    本当に苦しいけれど、でもこれを歌ってくれてありがとうと言いたくなる。自分にとってそんな曲です。

  6. 海瀬/umise

    #5
    「白紙のままでいいよ 塗り潰してしまう前に」

    純粋な優しさってものに漠然とした憧れを持っています。何も持ってないからせめて優しくなりたい、そういう子供じみたやつ。
    でも現実は他人の嫌なところばかり目について、近くにいる人の気持ちを察することもできない、そういう毎日で。
    だからこそ、その憧れを馬鹿馬鹿しいと言って捨てるようなことはしたくないという気持ちがあって。

    この曲の言う「あなた」を自分のこととして聴くことはできないけれど、ここに込められた思いに救われるものがたくさんあります。

    こんな曲を作ってくれる人がこの世界にいるという事実がまた自分にとっての常夜灯であり、ふとした時に気持ちの奥底を照らしてくれる。そんな気がしています。

  7. 凵 -ukebako-

    #6
    「あかるいうた ただ歌いたかったな」

    計4回歌われるこのフレーズが、それぞれに違った個性と存在感を持って響く。ボカロ曲だからできるこういう演出がたまらなく好きです。ミクさんの存在感よ……

    終盤の盛り上がりは何度聴いてもグッとくるし、最後の着地点も本当に素晴らしい。
    きつい時に口ずさんで、少しだけ元気をもらえるような、芯のある強さを感じるうたです。

    「少しだけでいい、少しだけで」

  8. natsgar0

    #7
    インスト曲としても成立しそうな丁寧な音の描写と文字だけの詩から始まり、歌入りから一気に感情が降り注いで広がっていく。ひたすら熱い激情とはまた違う、静けさの中で気持ちだけが膨れ上がってくような感覚。

    初めて聴いた時の衝撃がいつまでも消えずに、毎回それを呼び起こされながら聴いています。

    natsgar0さんの過去作や次作の「よかつた!」と強く結びついてる曲なので、是非通しで聴いてみてほしいです(できたら全曲周回ツアーしたい気持ち )

  9. mizumaya

    #8
    「綻ぶほどの魔法にかけられて」

    広がる空のように大きな大きな音楽。
    知声の素朴さと花隈千冬の透明感がこれ以上なくよく似合っていて、ずっと聴いていたくなる温かさを感じます。

    終盤のたたみかけ、特に
    「悲しいことも愛してゆくの
     煙が上がった
     すぐ消えそうな灯りを焚いて
     見えなくなった浜辺を歩いた」
     に毎回感情をぐちゃぐちゃにされ……最後まで聴いてから改めて前半やポエトリー部分を聴きかえすとかなりくるものがあります。

    最後のギターの鳴り方と、それに続く波の音まで、全部大事にしたい音楽。

  10. Mealerrand

    #9
    「聴こえてくるよ
     色んな音の それぞれの表情が
     楽しそうに飛んでくる音に ただ僕は
     なりたいと そう思ったんだ」

    最初から最後まで気持ちを揺さぶる仕掛けがこれでもかと詰め込まれたこの曲を、ニコニコ動画でコメントを見ながら聴くのが本当に好きです。特に「Shout!!」(←文字担当オヨイダキビスさん凄すぎ)からの皆の感情の昂りと、「終わらないで」の連鎖。そしてそんな聴き手の呼びかけを全部受け止めるラストシーン。

    物語に終わりは絶対に来る。でもそれで全部終わりじゃないんです。鳴り止まない音楽のおかげで、ずっと抗っていける。

    「勝手に励まされて」「頭に流したメロディ 信じて」「最後まで」

    「心から出すこの思いは 続くから!」

  11. 志乃々芽らいか

    #10
    「ずっと続くものなど無い 大抵は終わりに染まるんだ」
    「臆病な僕等の終着点は」

    続け方の話。

    舞台の魔法は華やかだけれど、日常はなんとなくで過ぎていくし、何もなくても意外と進んで行けてしまう。その中で
    「この部屋の端から端へ余す事なく
    不幸を敷き詰めて その上で新しく紡いだ喜劇を食べよう」
    と言ってしまえるやるせなさと愛しさ。
    アコギの音色を含めて聴こえる全部が優しく、すぐそばで歌ってくれているような質感がたまらなく好きです。

    ふっと尽きてしまうまで、ずっとこういう音楽聴いていたいと思います。この先もなるべく笑顔で続けていけますように。

    「死ぬまでせいぜい足掻こうぜ」

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