イントロのワウの効いたギターでガッと掴まれた。ハイボール片手にライブハウスの後ろの方でゆらゆらとノっていたい。

変拍子→四つ打ちと視聴者を一気に掴むイントロにやられた。ギターのコーラスのかかり方が好みすぎた。

エンドロールのように流れていく歌詞はささやかな祈りのようだった。サビで一気に楽器隊が鳴らす爆音に、高く拳を挙げられずにはいられない。

ゆらゆらと、フラフラと歩くようなテンポはまるで目を背けていた絶望への足取りのよう。そしてサビ終わりで爆発するギター、後半に畳み掛ける楽器隊。大優勝です。

轟音と消え入りそうなボーカル、ライブハウスやフェスでやってくれたら涙を流しながら拳を突き上げ続けるような曲。マジで好み。

本投稿祭最強のマスロック。ギターが良すぎる。メロも良すぎる。ただ単純に僕が好み。こういう徐々に迫り来るような曲が好きです。

めーーーーっちゃ不気味。不穏。音ってこれだけ感情を揺さぶるんだなと思い知らされる冒頭パート。淡々と描かれる情景といなくなってしまった少女の独白のような歌詞。すげー世界観です。好き。

もう僕が作ったことにしてくれないかな……とあまりにも無礼なことを思ってしまうくらいに喰らった曲。説明不要。人もﾈｺもこの曲を前にただ立ち尽くすのみ。

音が全て気持ち良すぎる。展開も世界観もフレーズも何もかもが噛み合いすぎててまるでその世界の中で一つの物語を見つめているようだった。オルタナティブミックの先頭を走る最強P、その底知れなさの一端を見た。

裏ボカロック投稿祭主催の、主催による、主催のための轟音。表に対してまさに裏とも言えるようなオルタナティブロックのサウンド、可不ちゃんのポエトリー、シャウト、心を揺さぶるギターサウンド。まさに裏ボカロック投稿祭の大トリを務めるバンドの在り方だった。本当にありがとうございました