人間様はじめまして、
日本語を理解できるすっごいミミズです。
疲れたから脳みそいらないのです。
なので、君も、ミミズになります。
はい。

私があなたの息の根を止めるまで、私がそばで愛してあげる。冷たいミクの声で歌い上げる、美しい恐怖。痛みも苦しみもないネバーランドで、あなたはどうして泣いているの？

かすれ気味のミクの声、
不安にさせる音と軽快なピアノの不安定さ、
ピントが合わず、もやもやした色で展開される映像達が、
高熱の時に見る悪夢を再現している。

平熱の君にうつしていいよね？

前奏のメロディは、どこか間違った世界を僕らに見せてくれる。 突然の不協和な変化は、美しく世界を壊してくれる。 誰でもお手軽に世界を創造できる、こちらの未来はいかがですか？

もう何度この10分を繰り返しただろう。
何度、何度繰り返しても、始まりの音に胸がきゅっと締め付けられるような感覚になる。繊細で、美しい#A7CAE8の上に語られる"天使"と、その儚い一つの声。このまま眠ってしまいたくなるような優しさは、形容し難い衝撃を包容している。きっと貴方も、聴き終わったときには、感嘆の溜息を漏らしてしまうでしょう。

「あなたを探すけど　何も見えなくてさ」

震える声は、"あなた"に呟く。

「笑わなくていいから　変わらずあなたでいて」

だが芯を持つ声は、"あなた"を願っている。

「記憶を飲み込んだ　あなたに恋をしていた」

　胸を締め付けるような優しさは、"あなた"を想っている。

「いかないで」

"あなた"への美しい愛の詩。

真っ白からはじまる僕のお話。
君はどんな色になりたいのかい？
こんな色が似あうのかな？
……様々な色を知っていく"僕"は、ちょっぴり怖くて美しい。
僕はどんな色になるのかな？

突然強くなった雨が弱くなるのを、朝が来るのを待ちながら歌う、今日への別れの歌。ChillでR&Bな心地のいい楽器達に、ふんわりと乗せられた裏命の歌声がすっと心に入ってくる。サビのコーラス、声の抑揚、歌を支えている楽器の音たちがみんなとても好き。

「今日は、でかい月。」
このシンプルかつインパクトのあるフレーズの繰り返しが心地よい。
そしてきりたん似合いすぎてないですか？でかい月！！！