「**、***********。
　**、*********。
　****、*****」

時計の上を　泳いで　落ちる
笛の音を　掴んで　登る
架空の手を　砕いて　閉じる
肺の絵を　塞いで　渡る

AT1選

『』

『私だけ』のはずのものは
夏が過ぎる度に奪われていくんだ

君は大嫌いな8月に、
流星の群れの中
白いイルカの背に乗って
小魚を追い回すのさ。

嗚呼、どうして？
私を見るの？
もう触れたくないの
悦びも哀しみも

空に舞う結晶のように
廻り廻り廻って消えてゆく

空に舞う結晶のように
きらりきらり光って消えてゆく

枯れた花が美しいとか
言った罰だ　言った罰だ
簡単な言葉で騙さないで

さらわれた さらわれた
夏の声を取り戻して
君とふたりでこのままでいい

――遠く

そう　アンテナを張って　色んなものを見て聞いて
触って　つねって確かめて
そして各方面を好きになって　嫌になって

圏界面の彼方に会いに行く

三角形の彼方に会いに行く

点と線の彼方に会いに行く

止まないミュージック 色鮮やかに踊る影を重ねて
夢は叶うよ keep going forward!

yeah i'm mentally online

死ぬほど呑気　いつから本気
やる気　元気
あんぱんぱんち

昨日弾いていた追憶とギター 悲しいフレーズが嫌に染み入る
掠れるような弦の振動が 部屋の隅へと孤独を許した
魚が数匹通り過ぎる様に 眼からの情景が鱗を帯びる
曇天の間を埋め 肩を委ね合いひらひら
浮かんでいた

AT10選

幽霊みたいな

幽霊みたいな

透けるように生きる

私でありたい

[　s o　　l o o k　　a r o u n d　]

なら捨てて証明しろ
初音ミクひとりと
シェアして　倍　使用している心臓を

きっと　きっと　きみと
浮かべたら それでいいのだ

産まれてきて ごめんね
抱きしめて欲しいだけなの

妊娠隠れた本性の哀悼

それに気付けずに

ただ　目を瞑った　その、

嬌声にもよく似た蝉の聲
壊れた籠をまだ追いかける
水鏡に浅ましさを覚え
あの日から赦しを乞うのでしょう

はじめに嘘があった それだけ
気付けば 歌になっていただけ

90年代、ぼくらが撮った魚眼のプライベートフィルムズ
2人だけの映画館で何度も繰り返し見る　
彼らにはきっと分からないだろう
それは暗号めいていて、でも単に私小説なだけなのだけれど
ぼくときみが他者ではなくなってしまって
傷つけあわないかわりに退屈な時間を繰り返したその先で
東京、ソビエト、ユーゴスラビア、ベルリン、そして全ての声を奪われた者たちへ
最初で最後のカタストロフィを捧げよう
今終わりがはじまる

創造　
僕ら幼いままで
感性息絶えぬままで

話をしようよ

ぎゅ

せかい　の　こえ　が　ひろがる　とおくまで。
つめたい　みず　の　おと　は　そっと　つぶしてって。
つめたい　みず　の　おと　は　そっと　つぶして。
あまた　の　おと　が　ちかく　に　せまってくるんだ。

今日日の自分が眠るたびに死んでく
明日の自分が起きるたびに生まれる
あの曲みたいにそうやってきたでしょう？
終わる世界にさよなら
「また明日ね」

きっと来ないよ　朝は
きっと来ないよ　朝は
きっと来ないよ　朝は
きっと来ない
きっと来ないから

動物になって世界を眺めてる
乾いて汗ばむ身体を
鳥になって魚になって猿になって
移ろう街を見てる

ゆ　　　　　　　　　　　　　　な
め　　　　　　　　　　　　　　　　　　つ
の　　　　　　　　　　
お　　　　　　　　 わ　　　　　　　　　 り

あとどれくらい罰を耐え抜けば
突きつけられた銃口は錆び付くのでしょう？
私の命は今、鮮やかさを失う。
此の儘終わってしまうの？

止まらないのよ涙が
ねえ教えてくれよ、きずあり？
どうせまた僕らだけじゃ
決められやしないのに

足下に落ちた羽のない僕
形骸だ

創造。
行き交う言葉の狭間で
織り成す心の確かな転調
切って貼って繋いで奏でて
連鎖の結果、揺らいだ結晶

まだずっと待ってるから

繰り返しても覚えていた　彼方の雲のこと!

待ってって！！！死んじゃったみたいな...;;;;
未来も全部どうせ共有 夢の合間
脳内を喰っちゃった企死捻慮等も今日で終わりにゃなんないか><
終わりが見えるまでの間
生活ににゃったこんな音楽はもういっか...｡°(´ฅωฅ`)°｡
世界の答えは本当は無いし！！
致死量ももういっか.....