偽りでも良いから
僕を僕と呼べる理由を与えて神様

君も僕も表面は今も「友人」だ、そうだろう？

愛も才も全部盗んで
私らしく生きる事を捨てた

後悔先に立たずとか優柔不断がどうとか
否定も肯定も変わらない
いつも時代の背中を追ってる

映画の中の主役みたいになれたらさ
こんな結末だって喜べたのにな

許されない恋でも
確かに恋なのだと

「明日なんて有るか無いか分からないんだし、どうせ何時か死ぬなら此の儘で良いよ」

君が涙流す前に 終わりにしよう
君を傷つけずに救う 術を探し街に向かう

此の命に価値があるのなら
誰かしらは愛してくれるのかな
忘れて欲しくないよな

如何して騙したの？
如何して隠したの？
如何して花になったの？
如何して、もう如何してなんだよ？

なぁ君は泣いてんの？
もう夜は明けやしないぜ
くらくてふかいうみのそこから
浮かんで会いに来て欲しいな

散々踏みにじって私を殺すのだろう？
もう要らない心を引き摺って

もう一度姿見せて 置き去りにしないでよ

君の腕に縋って
誰も知らない場所へ向かった
それを希望と呼んで
晴れた世界の光を食んだ

二月の刃も五月の窓辺も
忘れてしまいたかった、ねぇ
知らない振りした傷が
今更痛んで辛いよ

辛いよ 壊さないで
居場所が欲しいだけさ
僕だけが三月に取り残されているみたいだ
もういいや

どうせ曖昧になるなら夢で殺してよ
笑って？泣いて？
言葉も出ない

あいつの首を絞めてやりたいわ
痛いなんてそりゃ当たり前でしょ？
存在立証 改ざん文章
安寧なんて求めないで欲しい

作り込んだコメディーで
笑って 笑って
楽しく居たいの

人の言う事は聞きなさいと
どこから自分を失った？
予想外な道を進む為
貴方を■したんだ

言葉を奪うアイツのビート
誰も彼も踊らされてるんだ

追い出そうぜ、本懐の裏から
飛び出そうぜ、正解の隅から
単純な様で複雑な所為で曖昧な呪いが形になりそうだった

優しくしないで
他人の幸せってなんで願えないの？
千切って貼って脅したいの？

横切った猫の行き先を
間違ってしまった僕らは辿れない
季節に従って色を変える街並み

心臓から鳴り響く声が
私を急かし続けている
何度も迫り来る朝が
今、邪魔をする

痛いくらい寒くなった今日も
期待以外束になった票も
嫌いじゃない
穴の空いた脳も
また演技かい？