Standby.
思い出辿るの　ひとり雨の中

この雨の音　空の音色が　少しずつ上がってゆくのかな

もうすぐこの街に雨が降るの
きっと憂鬱な思いも洗い流してくれるかな

雨で沈む町　悲しみの先
醒めてなお続く　夢のまにまに

寂しい予報　やっと晴れて

沈まぬ小舟で旅に出よう
ゆうやみ照らすひかりを！

風を切って僕らは歌うように　泥だらけの頬を濡らして
千の夜を　眠ろう

何故だか今夜は　憂鬱な世界を背負って
溺れてみたいな　君はわかるかい？

代わりに溺れて　行けないところまで哀しみを弾くだけ

白い世界に溢れた　泣きそうな雲に乗せて
指先まで染み込んで　鈍色した雨が降る

夏に毒されて茹だった頭で
それなりの愛を歌っている

ちょっと幸福なそんな雨も
排水溝目指している

雨ニモマケテ泣いているの？
本当のとこ全部投げ出して
卑屈ってる今日も愛しいな♪
なんて！
言いたくは無いからさ！

Ending．
忘れないで　今この季節を