真逆様 落ちて行って
さよならだね
救い出して僕を撃ってくれよ

偽善圖って淘汰
悪役の悪役は悪役じゃないか

もう、存在の証明なんて何処にも無い事、
僕は屹度解っていたのさ！

滲む春は宙を泳いで 鈍色に変って
此の願いは慥かに叶うのさ

さらば！絶望的なハッピーエンド。
クラップハンズなど、必要無いわ！

然し 色鮮やかなアパシイで 錯覚に背鰭を載せ宙を舞う
水槽の海は 呼吸を奪っていく！

ならば種も仕掛も無い愛を今此処で謳おうか
三分間の此の雑音を！

裸足の儘眠ったぼくは造花
偽物の偽物は偽物じゃないか

鏡に映った君は今日も いのちを真似て何に成るのだろうか
侘しさを粧す様な言葉が また靄掛かって揺らめいている

如何して愛なんてものに群がりそれを欲して生きるのだ
今日も泳いでいる夜の電車が通り去っていく
踊り明かせよ

そんな識らないミュージックに価値が有るのだ