- mode_commentコメント
-
トレンドキラー / flower
現実はつまらないし面白くない。でもあの漫画があるから生きてみよう、生きておこう。現代人の希死念慮や現実逃避をコミカルに描き、少年漫画のように熱く、重厚で痛快に仕立て上げ詰め込んだ、てにをは氏のセンスが光る見事な一曲。確かに心を病んだり疲れた時とかに「明日は推しの出るアニメだ!楽しみ!」「明日は漫画の発売日だし早く寝よ!」みたいにどうでもよくなったりしますよね。理不尽が多いこの世の中、推し活等、何かの娯楽によっかかって救いを見出さないと死んでしまう現代人の心にブッ刺さりまくる最高な曲。
「見たことないもの見せて 僕の退屈残らず退治してやっつけて」この歌詞は娯楽作品に視聴者が真に求めているものだと断言できます。漫画の読者はページを捲る度にその展開に一喜一憂し、心焦がれ、次のページを開くと新たな展開にこれまた驚愕したり時には涙する。そして読者はその感情を糧にして現実を生きる。我々現代人は在り来りな事しか起こらない現実世界にいるからこそ退屈を嫌い、虚像に理想を追い求める。これは音楽家であると同時に小説家でもあるてにをは氏が娯楽作品を生み出し続け、思い悩んだ事もあるからこその造詣の深さがあり、それ故に誕生を約束された一曲でしょう。この曲こそが生きる理由。めっちゃくちゃに好きです… -
きらいな食べ物/初音ミク
最近の学校では周りに取り残される経験や何かを強制する行為を子供の頃から体験させるのは子供の教育上悪く、また掃除の時間やその後の時間にも給食を食べさせるのは衛生的によろしくないので最近は掃除が始まる前に片付けさせる所が増えてるそうです。時代ですね。確かに小学校で下校時間まで味の無いコッペパンと小魚をずっともぐもぐ噛んでた子がいて可哀想だなと思った記憶があります。当事者だったらそんな経験をしたらトラウマになるでしょう。そういった経験が重なり重なって徐々にズレて遅れていく…就業時間が始まっても、この世が終わりそうでも、最後の審判が始まってその生が終わる時まで、変わりたくても変わることができない。追いつきたいけど追いつけない。何度も何度も置いていかれる。そんなどうしようもなさを表した曲なのかなと思いました。
嫌いなものでも口に入れただけでも偉いし、周回遅れでもちゃんと仕事出来てて偉い。苦しくて愛おしくて思わず抱きしめたくなってしまう様な曲で大好きです。 -
【UTAUカバー】Discord -The Living Tombstone's Remix-【Halt Tanner】
カートゥーンアニメ、My Little Ponyのキャラクターであるディスコードを元にした伝説的な楽曲の海外UTAUカバー。カートゥーン好きなら一度は聴いたことあるかも。うごメモとかでもよく使われてたイメージ。元曲は本当にかっこいいので必見。是非とも聴いてみて下さい。未だに根強い人気があるのでYouTube版では海外ニキネキ達がcoverや歌ってみた、Remixを生産し続けてます。オススメは「jayzeroey」というユーザーの重音テトカバー。マジで凄いですよ。
My Little Pony(マイリトルポニー)はアメリカの玩具メーカーHasbroexitが企画するポニー(馬の小型種)をモチーフに用いた女児向けおもちゃシリーズです。子供向けと侮るなかれ、めちゃくちゃ面白いのでオススメ!
ログインするとコメントの閲覧・投稿ができるようになります