君はもう何にも飲み込まなくていい
君の涙で湖ができるのなら
僕は両手でそれをすくって飲み干して
涙の湖が乾き切るまで
側にいるよ

守りたいものを見失うな
少しずつ歩けてる　実感なんてなくても
大切なことは　忘れないことだ
捨ててしまわなければ　いつか手に入る

君の命を愛し続けるから
どうかその透明な青のままで
また僕の日々を染めてください

初めてのことだった
空を見て泣いたのは
辛いことがあっても
なぜか空だけは綺麗だった

あなたが生きていてくれるから
私は何度でも立ち上がれる
雨にどれほど打たれようとも
あなたの元へと走っていくから

僕がなにより救いたいのは
命や世界じゃなくて
僕の人生の一番の被害者は
紛れもなく僕自身だった

息を吹き込むから　僕の息を吸い込んで
何か楽しい話を僕としよう
生きていくんだから　僕と生きていくんだから
何が正しいかなんて今はいいから

愛されているのを自覚しなかったこと
特別を当たり前と思ったこと

君の大切なものを今度は
救えたらいいね

僕には夢があります
僕には夢があります
どうか　どうか
僕から奪わないで

僕を愛してくれた君のこと
僕は覚えてる

弱くて　脆くて　柔くて　細くて
緩くて　苦くて　寒くて　淡くて
白くて　暗くて　温くて　遠くて
心　こころ　心

音楽しよう　辛い時にこそ歌おう
この世界は素敵な歌　満ちてる
破れてた楽譜の続きを
今　作ろう

音楽と出会ってよかったと思う
音楽に支えられたことがあるから

誰のために今日笑うのか
僕らは好きに選んでいいんだ

たった一つの願いは　そう
自分で叶えるから

雲が、雲にもゾウにも見えるよ
月の中のウサギをもう一度探せるよ

私は私の人生を　幸せな人生を
願いながら　明日も今日と同じような
……いいえ　今日より少しだけ幸せな日々を
きっと生きる

私の存在が
あなたの痛み止めになれ

あなたのためなら　どこでだって私は
灯になるよ　きっと見つけられる
私の歌は　あなたとの歌は
絆になって　皆に届くでしょう

違うよ、消えるべきは君じゃなくて
その漆黒の羽のほうだろ
「記憶と引き換えに、羽の色が変わるなら
そうしたいと思うかい？」

眠れない夜に聴いた音楽は
あなたの好きな歌だったから

やっと繋げた手を離すくらいなら
願いなんて叶わなくて構わない
あなたがそこに居れば、僕らは

優しい人になりたいと思った
この世界は意外と冷たいから
私のところに来れば
ほら　もう大丈夫、って泣けるような
優しい人になりたいと思った

あれほど欲した幸せも
ああ　そうさ　手を離すなら今だ
さあお逃げ　走って行くんだ
今度は僕なんかに捕まらないようにね