ボカロ年10選アドカレ (音楽という光)
11 曲 / 53 分 17 秒
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HELLO, NEW WORLD! / 巡音ルカ
#1
TearyPlanetさんによる、王道ロック!努力する人間の手を引っ張ってくれるような、感情を真っ直ぐにぶつけてくる曲です。特に、「君が君らしく」生きることを強く肯定してくれることで、前に進む勇気をもらえます。 -
オゾン - 見果てぬ夢を生きる feat.初音ミク
#2
描いた夢を地図に見立てて、未来へ進んでいく歌。途中で夢の形を見失っても、心の中に揺るがないものがあれば、まだ進めると思わせてくれます。
ここまでの2曲は、強い意志を持って未来へ進んでいくような曲でしたが、自分は何かに全力で打ち込んで努力した経験があまり無いからこそ、このような熱量に対して憧れがあるため刺さるのかなと感じています。 -
白昼の雷鳴/初音ミク
#3
感情のこもっていない謝罪をしたり、芯を持って生きているわけでも無いのに欲望だけ満たしたり、他人を見下して笑っていたらそれが底だったりする、人間として弱く何も為せない自分は、何かに憧れることすら許されていない気がして、最低な日々から目を背け、過去に囚われ、「それでもいつか僕でもきっと」と思いながら、人生を消費していく。
そんな、人間の弱さを表現した一曲です。 -
ポリビュー / 初音ミク
#4
あたし(今の自分)はあなた(輝いていた過去の自分)が今の自分から離れてしまうことを悲しみ、過去を記録します。しかし記録することはその瞬間を時間から切り離すことであるため、意味が無いと気付き、あたしは認識を変えます。この世に過去や未来などなく、「今この瞬間」が永遠に続いており、過去の自分と今の自分が繋がっているのは必然だと気づいたのです。(参考:洋菓子さんのnote)
このように認識を変化させることは、言葉の定義を変える屁理屈のようにも聞こえますが、感情という弱さを持つ人にとって、認識を変えるというのは非常に大きな意味を持つ気がします。 -
真夜中の追想、朝露はその返歌。 - 竹馬あお feat. 花隈千冬
#5
2025年1選。
音楽に救われた「ぼく」が、他にとっての価値を生み出すための歌。曲を通して竹馬あおさんの音楽への愛がひしひしと感じられます。前を向くことを約束するために、音楽になる。あなたを見附けるために、音楽になる。闘う者達に寄り添うために、音楽になる。愛を伝えるために言葉では足りないから、音楽になる。この、音楽を通した対他の愛が、暗い真夜中から光の未来へと導いてくれていると信じています。(参考:竹馬さんのポスト) -
光る朝に / 知声
#6
身勝手な優しさで傷つけあったり、描いていた夢が叶っていなかったり。そんな人生の退屈、後悔、喪失を感じていても、僕らは生きていて、朝が光る。
知声の優しい歌声で仄暗い人生を照らしてくれる曲です。 -
突風は不透明 / にとろ×右角 feat. シェリングフォード
#7
3,4,5,7拍子を織り交ぜながら、速いビートと楽しげなピアノや電子音で奏でられることによる、このワクワク感!この曲を聴き、映像を見ていると、理想や希望を含んだ気持ちが昂り、それらをこの世界に開放したくなるような感覚になります。何度光を見失っても、この作品を享受すれば、前に歩き出すことができる! -
生活のシュプール feat.重音テト - 鹿あるく
#8
シュプールはドイツ語で「痕跡」という意味で、まさに生活の足跡を記した詩になっている気がします。繰り返しの日々に対し、安寧が崩れてしまうことに怯えたり、平穏を愛したり。生活の様々な感覚を静寂と壮大さで表現した、美しい曲です。 -
MIDy - 拙劣 feat.初音ミク
#9
「どんな本物よりも先にこの偽物を愛したんだよ」
未来に光があることを信じて、繰り返し曲を作り続けるMIDyさんの物語。歌いたいという気持ちが乗った、音が最高なhyperflipです!
ちなみに、歌詞の最後のCarCrash’n’SirenはMIDyさんの過去曲の題名で、こちらも良いhyperflipなので是非お聴きください! -
オデッセイ / 星界
#10
結局恥のない人生など無く、不格好でも一歩ずつ人生を進んで行くことが、未来という光に繋がっていく。闇を照らしたり、言葉では足りないことを伝えられたりする音楽と共にこの長い人生を歩んでいる僕たちは、とても幸せだと思います。
「歩ける?なら行こうか」

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