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卒業 / 重音テトSV
"さあ、これから最後の授業だ。”
卒業式を終え、生徒たちはそれぞれの教室に戻った。始業のチャイムが鳴る。
31歳の教師、重音テトは何を僕たちに伝えるだろう。僕たちは何を伝えてほしいのだろう。
「じつに馬鹿な君に問おう」
設定上重音テトのセリフとされている、「君は実に馬鹿だな」
この曲の中では、「馬鹿」という言葉が重音テト先生から生徒たちへの、大きな大きな愛情として表現している。
歌詞がMV上で手紙調で表記されているのが、生徒に向かって言葉を紡ぐために、すげえ時間かけて、文章を、どんな言葉選ぶかを、考えたんだろうなぁって。
「こんな簡単で分かり切ったこと」
言葉に出してしまうのは、大人側にとっても、見えていることだけど、見えないふりをしていたい現実で、伝えられないんだよって
「死んでほしい人もまた愛されていること」
君には嫌な部分ばかり見えてしまう人だけれど、やっぱりその人だって同じ人間であり、誰かにとっては大切な人だし、君と同じくらい必死なんだ。
みんな、それぞれが、それぞれ、必死なんだ
「誰もが何かのために言葉を選ぶこと」
この曲の、歌詞だってそうだろう
教師が、様々な生徒たちに一生懸命、伝えるために、いくつもの選択肢から言葉をひとつひとつ選んでいて。
「絶対などないってこと」
君が生きる人生、君が生きてこそ。
何事も自分で決めるからこそ、始まる。
卒業して、社会に出て、自分で決めることがこれからもたくさん増えていく。
その時に、誰に委ねることなく、自分で決めるんだ。
そして、君の人生が幕を閉じるその瞬間まで、誰にも選択を委ねないでいて。
絶対などないってこと。
公式解説ツイートはこちら:https://x.com/naishonopiasu/status/1763195249349001535?s=20
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