1. ボカロ曲匿名投稿イベント 無色透名祭

    01.
    ギターで刻む無機質で規則性のあるリフって、淡々とした機械的な時間軸のなかに、プレイヤーの息遣いも感じられて、なんというか、どこかで現代文明における生活感みたいなものにも繋がる気がするんですよね。仰々しく大きなものを背負うわけではないんですけど、それでも日々の生活のなか、心ひとつで大きな地平を見ているような、変な言い方になるんですが「柱のある寂しさ」を感じます。似たようなニオイの人をとんでもなく惹きつける作品。

  2. 世界電力

    02.
    歌詞もメロディもアレンジも、自分が思うオルタナティブロックを詰め込んだ楽曲です。シャドーミクストというイベントは、参加者がボカロPの場合は自分の楽曲をセトリに組み込むことになっていて、それならばと、強い思想をもって斜陽からこの楽曲に繋げています。

  3. oQ

    03.
    初投稿前後のタイミングで出会い、衝撃を受けた1曲です。都市と風、超常的なテーマなどは、自分の好みド真ん中ですし、全体的な聴き心地はスムーズなのに、ギタリストがグッとくるフレーズが散りばめられており、素晴らしいです。この楽曲は、自身の過去作品である『水上都市』や『警報のあった日』などに直接的な影響を与えています(し、前者には影響を受けていることがわかるようなオマージュを取り入れたバージョンもあります)。

  4. みやけ

    04.
    たとえば羊文学が『光るとき』で見せた外しのコードワークがひとつのオルタナティブだとするなら、この楽曲にも要所要所で大衆的なテンプレートからちょっとだけズレようとする遊び心があって、自分はこういった定石崩しを精神性として”オルタナ”と捉えるタイプです。作品中で3回繰り返すサビを筆頭に、展開上の繰り返しの際に編曲的に同じ部分を意図的に削っていくアプローチなんかも、個人的には”オルタナ”ですし、それはそうとしてめっちゃ好きな曲です。

  5. 御花屋

    05.
    どこを切り取ってもポストロック・オルタナティブの波動を感じます。近〜現代の美術作品・版画・宗教画のモチーフが持つ神秘性、人間の営み、正しい・間違いというテーマ性、そのなかで、反復的な毎日を節度を持って慎ましく規則的に暮らすというその営み自体が制限・管理されたものであるという、ディストピア的なニュアンス。均質な暮らしの裏にある空洞感って、ポストロックと相性が良いテーマだと思います。

  6. ボカロ曲匿名投稿イベント 無色透名祭

    06.
    無色透名祭参加作品のためこの場ではあえて伏せますが、この作者の方はいまのボカロシーンにおいて屈指に美しいギターサウンドを出せる方だと思っていますし、それでいて、どこかstandaloneで詩的な歌詞にはいつも独特の世界観があって、この人にしかないと思えるような空気を纏いたい!という点で、目指すところのひとつです。質実剛健なトラックに、生活と遠い地平が混ざり合うような美しさが光ります。非DTM的な、オングリッドすぎない有機性のあるギターも最高です。

  7. 世界電力

    07.
    ボカコレ2022秋参加作品です。当時は『まにまに』や無色透名祭によって、ボカコレに対して「ボカコレで受けそうな楽曲」を作らなくてもいいよね、という風潮が浸透してきた頃だったと記憶していて、その中においても、立ち位置としても、纏う空気としても、かなりオルタナティブな1曲だったと思います。

  8. 虻瀬犬

    08.
    虻瀬犬さんは、ぼくが物事に対してそのような表現性・感性を持ちたいと思うソングライターの筆頭で、純粋に、見ている地平の広さや世界観が飛び抜けているし、親和性を感じながらもどこか勝てない部分が見えていたりなどあって、とにかく強くrespectしています。感性の反乱βなどのタグで括るのも難しいほど、どの作品も爆裂にオルタナティブなので、未視聴楽曲があれば是非触れてみてください。百聞は一見に如かず、です。

  9. inuha

    09.
    ボカロシーンにおいてある程度オルタナやポストロックに傾倒している方なら誰でも、inuhaさんの作品に対して一目置くところはあるかと思いますが、個人的にrespectする点は、歌詞とメロディとトラックが形作る、絶望のなかで目を閉じることを希望と表現するような、終わりの美学に近いきらびやかな空洞感です。その鋭利で透明な刃物をすっと差し込まれるような美しさは、たとえば『きれい好きな鳥』ではなく『鳥はきれい好き』であることひとつとっても顕著です。

  10. V/R Converters

    10.
    ポップスのにおいも、フュージョンのにおいもするんですが、静と動のコントラスト、10年20年先に聴いても良さを感じる普遍性、弾き捨てるような残響音のギターで終劇する点などから、”オルタナティブ”の気配を感じます。2022年初頭はNEUTRINOシンガーの歌う楽曲は今よりずっと少なく、そのなかで、この作品がクリスタ木曜にピックアップされたことが、当時ひとつの希望のように感じていました。自分にとっての殿堂入り作品です。

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