ただそばにいるだけでよかった
それなのに
奇跡に満ちて不意に私は
その先を求めてしまった

愛されても愛せない
あなたの手を掴んでしまえば壊れてしまう

愛してる

救われない定めこそが何よりも眩しい
恐れないで　あなたを待つ世界は
美しい

私があなたの息の根を止めるまで、私がそばで愛してあげる。
痛みも苦しみもないネバーランドで、あなたはどうして泣いているの？

真実はやがて幻想へ取り込まれ
悲劇の結末へ向かう舞台へ連れ去られ

綺麗に咲いた花は
なぜ枯れることを覚え
その命を託してゆくのか

どこかで散った花の名前なんて知らない
枯れるその時のために咲いていたのだろうか

大空に浮かべられた
行方知れずの星々