1. MIDy

    こほん。

    ちょっと触れたら、こわれてしまいそうな
    ほど
    優しくて、不安定で、
    また
    居た。

    はぁ。

    ぼくを、串刺しにしてしまうほど
    愛おしい
    愛らしい
    愛してる
    愛して
    るほど、

    君は





                    劇薬

  2. Mealerrand

    楽しげな音と澄んだ声が、僕の耳に流れ込む。
    それらは意味を持ち、その意味が何度も、何度も、反響する。
    それが、頭の中で勝手に作りだしたものだとも知らずに。

    まず僕が目にしたのは、思わず笑顔になっちまうような、深い深い絶望だった。
    らしいね。らしくないね。
    1.5重人格の僕は、また天井と見つめ合う。この時間が一番永くて、一番嫌いだ。
    今僕が座っている床は、フローリングだったっけ。それとも、コンクリートか。いや、積み上げられた人の死骸かもしれない。
    何にせよ、僕にとってそれは気にもならない情報で、時間のロスにしかならない思考だ。

    そう、時間。
    人間には大体100年ぐらいのタイムリミットがある。これから何千年先まで行く人類達の、ほんの100年。なんなら、それよりもっと短いかも。
    そんで、これからの僕の人生とか、地球温暖化のこととか、宇宙膨張のこととか、熱力学第二法則のこととか、考えてみる。でも無駄だった。

    そんなんだから、全部無駄なんじゃないかって思えてくる。音楽を聴いて流した涙も、結局無駄なんじゃないかって思えてくる。


    …それ、本気で言ってるの?
    宇宙の法則よりも、世界を取り巻く絶対的なルールよりも、もっと大事なことがある。
    それは漠然としてて、形を持たない、ありきたりな感情。

    僕は音楽が好きだ。

    忘れちゃいけない。いや、一時も忘れたことなんて無かった。
    ただ、ちょっと大きい物の影に隠れていただけだ。
    好きだ、好きなのに、好きなのに、僕の音楽は形を持たない。
    だってもう、終わって、溶けてしまったから。
    それでも、大丈夫なんだ。
    全部掬いあげよう。固めなくて良い。そのままの形を、僕は愛してあげよう。汚れた部分も、穢らわしい部分も、この絡み合った感情だって、愛してあげよう。

    これは誰かへの応援歌だし、誰かへのラブソングだ。
    誰だっていいじゃないか。僕だって、君だって。
    誰に向けたものだって、僕は、好きだよ。
    それだけでいいんだ。
    それでいいんだ。
    僕の心は、感情は、想いは、喜びは、怒りは、希望は、絶望は、理論は、表現は、考えは、形は、音楽は、

    もう、溶けた。

  3. Mealerrand

    どれだけ歌っても、奏でても、叫んでも、表現しても、
    貴方には聴こえない。貴方以外にも聴こえない。
    あぁ!夢を見させてくれよ!
    僕はこんなに努力して、愛しているのに!

    …いやいや、冗談だろ?

  4. Mealerrand

    かつて君が憧れた夢は、希望は、光は、理論は、
    現実に、絶望に、闇に、破片になって、
    そして、もう

  5. Mealerrand

    あー、えーっと。
    そうだな…いつからか、は、忘れたけど。
    あれはまるで、夢のようだった。
    とっても煌めいていて、眩しくて、凄くて、高いとこに居て。
    僕はあれに救われて、憧れたんだ。
    …分かってるよ。あれは僕に向けた物なんかじゃなくて、きっと、何かへのラヴソングだったんだろう。
    それでも、僕は救われたんだ。ダメかな。
    ………とにかく、さ。僕はそれから歩いた。歩き続けた。
    壁は幾つもあった。というか、壁ばっかりだった。
    時々足を止めた。でも心臓だけは動いていた。
    もう無理だと呟いた。でも鼻歌だけは歌っていた。
    自分はダメだと責めた。でも愛だけは溢れていた。

    だからこうして、ここに居る。とっても素敵だよね!

    でも、憧れまでは遠かった。光までは遠かった。
    絶望して、耳を塞ごうかと思ったこともあった。でも、それだけは出来なかった。
    僕は、何処を目指してたんだっけ?

    …いや、違う。
    結局、間違えてなんかいなかったのさ、初めから。
    僕の進む道は、ずっと正解だったし、ずっと不正解だった。そして、ずっと『僕』だった。
    僕が僕でいたから……こうして、話してる。
    そう気づいた。気づいて、心に刻んだ。
    そして、やっと分かったんだ。光は、ここに有る。
    あぁ、僕は…!なんて、幸せ者だろうね!

    ────うん、話は、それだけ。
    あ、いや、違うんだ。違って。
    …もう君は行ってしまうんだね。
    僕の話に終わりがあるから。
    終わって、消費して、行ってしまう。
    いや、君が悪いんじゃないよ。
    それは当然だし、当たり前だ。
    うん、だけど…

    え?

    だけど、
    うん、
    そうだね、
    あぁ。
    うん。

    ………ありがとう!

  6. Mealerrand

    で、話は、本当にそれで終わり?

  7. Mealerrand

    電車の中から、橋が見える。
    小さな河川を分け隔てる、ボロッボロの橋。
    所々茶色く変色して、でもしっかりと現役で人を支えてる、頼れる橋だ。
    『はぁ』
    無意識にため息が漏れた。
    ……?あれ?なんでだろう?


    部屋の襖を開け、その奥底に眠っていた、ぼろぼろの箱。
    その中にあった、一枚の写真と睨み合ってる。
    憶えている、はずだったけど、思い出せない。
    …………あの子、誰だっけ…
    記憶の中を、頼りのない灯りで探す。でも、見つかるのは濁って汚れた思い出だけ。
    ………「今日はもう、寝よう。」


    ………あれ?これって……


    ………あ、もしかして、ここって……



      あ!!!!!!


      あ!!!!!!
               」

    そうだった。ずっとずっと、忘れていた。


    走って、走って、少しずつそこが見える。


    呑気に流れる川とは逆に、走る、走る。

    見えてきたのは、かつての思い出。

    そうだ、そうだ、やっと

    僕は、息を切らしながら、待ちわびたフリをする。

    君は、そこに居た。

    ……「やっと?」
    『いいや、ずっと、だよ。』

  8. Mealerrand

    時刻は午後二時、目が覚めた。
    今日もまた、怠惰に一日を過す。
    可笑しいだろう?
    何も成す事は無く、此の儘、時代の波に乗れずに居る。
    この対価は、後で高く付くんだろうけど……

    あーもう!今日は、いいや!

  9. Mealerrand

    夢を掴み取って、心の熱を燃やし、咲き誇っていたのは、ぜんぶ僕の頭の中の出来事だった。
    誰も居ない公園、夕暮れの廃れた遊園地、灯りのないトンネル、ガタガタの地平線、
    ぜんぶ、僕の頭の中の居場所だった。
    つまんないね。今日も、こっちの世界は。
    だから僕は、目を、耳を、閉じて、何も考えなくなって。
    そして、こっちで踊るんだ! この、美しい絶望にまみれた場所で!
    疲れて倒れこむまで、ひたすら踊るんだ!
    誰の目も気にせず、踊るんだ!

    でも、そんなの、望んでなかった。
    『誰のことも気にせず』『自分を貫き通せば』『たとえ誰に見られなくても』『いいんだ』
    なんて。
    それでいいと、本気で信じてたの?
    信じてたんだよ。
    信じてるんだよ。
    でも、そうでも、だとしても、

    大丈夫さ!なんたって、
    この世界に君一人なんて、そんなはずないんだから!
    さあ、もう一度、背筋を伸ばして、深呼吸して、
    出口は、あっちだよ。

  10. Mealerrand

    もう2023年? 嘘すぎ まだ2008とかじゃないですか 流石に
    とは言えめでたいなぁ、新年だし、多分めでたいなぁ


    ……え??今はもう2025年????いやいやいやいやいやいやいやいやいや嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘 さすがに嘘 ウソはよくない

  11. Mealerrand

    踊ろうか、現実と理想の境界で!

  12. Puhyuneco

    内向きの校舎と善意の流れ星が人を殺した!
    97年前の空は何色だったっけ?
    拍手を止めて!
    君の事が好きでした。普通に好きです。普通に恋です。普通
    それと、鳥。鳥とかも好き。
    あ、赤色の毒



    白衣を着たナイフ



    ビニール製の爆弾



    殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺した。殺して。

  13. Shu

    ♬  🎵 音  楽 🎵  ♬

    ウエエエエェェェェェェェェ⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎🤘😎🤘

    はァァァァ⤵︎ ︎😮‍💨😮‍💨(ため息)この曲、良すぎ‼️❓⁉️❓⁉️❓⁉️⁉️⁉️‼️❓

    そしてなんと、この曲を聴いて頂いた画面の前の貴方に限ってェ〜〜⤴︎⁉️⁉️⁉️ 🤩 🤩

    (🥁 任意のドラムロール 🥁)

    し  あ  わ  せ  に  な  り  ま  す  😎  😎  😎  😎

    🔥💪✨最 強🔥💪✨

  14. Towa

    二人で感じた、あの水平線の向こうを、潮の匂いを、いつか二人で笑い合おうって約束を、多分あなたは、覚えてない。
    覚えてないのに、あなたは行ってしまった。
    あなたの言った通り、今でもずっと、私は笑ってるよ。
    約束を守って、笑ってるよ。

    でも、本当は。
    あなたが前を向く、その速度を歌いたかった。

  15. gaburyu

    画面の前の貴方に、恋をした。
    貴方の発する言葉、奏でる音、ひとつひとつが愛おしくて堪らなかった。
    この気持ちは、何の意味の成さないのだろうと解りながら。でも、本当に救われていた。
    10001回目の恋は、ここで終りを迎えた。

    画面の前の貴方に、恋をした。

  16. higma

    聴いてくれますか?
    僕の、君の、私の、あなたの、 の、表現を。
    音を重ねて、想いを重ねて、世界は今日もちょっとずつ形になる。

    覚えてくれますか?
    愛してくれますか?
    信じてくれますか?
    この音楽を。

  17. sabio

    ついに、別れの日が来てしまった。
    君が何処か遠い所へ行ってしまう。
    僕を置いて、向かって行く。

    でも、そうであっても、せめて。
    この愛だけは、忘れないでいて。
    なんて、わがままでしょうか。

  18. sabio

    時折、あの日の事を思い出す。
    君が笑って、前を向いて、先へ進もうって約束した、あの日。
    ずーっと遠くまで広がる空を見るたび、思い出すよ。

    だから、僕は歌う。
    これは、未来の君への応援歌だ。
    これは、過去の私への鎮魂歌だ。
    これは、隠したいはずだったのに、心からちょっぴり溢れた、"愛してる"の歌だ。

  19. sabio

    「ちょっぴり、先は遠いね。」
    「だって、旅はまだ、始まったばっかりなんだからさ。」

    言葉と言葉が重なって、出会いと別れが重なって、愛と誇りが重なって、音と希望が重なって、
    僕と君が重なって。
    徐々に、見えなくなってく。

    「でも、そうだとしても。いつまでだって、君を忘れやしないよ。」

    ありがとう。

  20. uynet / ゆいねっと

    アスキーアートの犬、アスキーアードッグ

    ⊆^U)┬┬ノ~

  21. yanagamiyuki

    俺と
    星と
    音楽と
    初音ミク

    マジでサイバーかわいくねぇわ。

  22. yanagamiyuki

    おめでとうございます!
    あなたは、127943番目の消費者です!

    おめでとうございました。

  23. ■37

    ようこそ、摩訶不思議な永久のアクアリウムへ!

  24. 々́ཀ`」

    喉が渇きました。ほんの少し。いや、僅かなのですが、そっちが右っぽい。と調べたら出てきました。
    でもあなたは認めなかった
    枯渇

    個室
    疲労
    水中
    科目

    大丈夫。君は当たり前だよ。

    庭園
    解毒

    ローファイ。

    灯篭
    未曾有
    神道
    回答
    回答
    回答
    回答
    誤答
    回答
    回答

    愉しくて、寒い。

  25. あばらや

    あの日見た、大きな桜を、君はまだ忘れていないはずだ。
    それから、家の前にも、通学路にも、海の底にも、花は生えているんだって気づいた。
    段々と花弁が散ってゆく。綺麗だと思う人が少なくなる。
    でも、それでも枯れない花はある。
    汚らしく、歪で、歪み切った、腐った、花。
    酷く美しかった。僕は、それでも好きだった。
    僕は随分、狂ってしまったみたいだ。

  26. いおぎりょう

    お前が創作を望み続ける限り、自己表現をし続ける限り、承認欲求を努力で補おうとする限り、お前にはそれが付き纏う。
    それはお前しか持っていない力だ。
    さあ、創ろう。創れ。
    そして、世界を相手取ろう。

  27. いおぎりょう

    どうやら、世界は滅ぶらしい。
    広大なる海に放った想いも、その時枯れ果てて無意味と化す。
    大好きだったあの人も、亡骸になって朽ちる。
    死ぬ事は、無になる事は、怖いだろうか?
    でも、それでも、足を止める理由には、ならないみたいだ。

  28. いおぎりょう

    空白、でした。

  29. いおぎりょう

    王者に成れ。
    他を喰らえ。
    飲まれるな。
    吐き続けろ。

  30. いおぎりょう

    この街道は何処まで続くのだろうかと、想像した事がある。
    あの空の底まで続いている様で、終わりはあるのだろう。
    何処に終わりがあるのか、なんて、今の僕には分からない。
    だけど、考える事は出来る。
    無機質でありながらどこか暖かみもある街灯が、僕を照らしていた。

    案外、魔法は身近にあった。

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  31. いおぎりょう

    『初音ミク』

    と、言うそうです。この合成音声。
    可愛らしい、元気な声ですよね。
    なんだか私、ちょっと近未来を感じます!
    海の先の先の先にあるような声で。恋しちゃいますよね。

  32. いおぎりょう

    当然、此処は必ず崩壊する。
      もし、これが意味を持つなら。
        今すぐこの音声を止めるべきだ。
      もし、これが意味を持たないなら。
        今すぐ自身を解読すべきだ。
    もう一度。

  33. いおぎりょう

    この船に乗る前の、港の匂いが好きだった。
    地上から見る海が好きで、憧れた。

    だからこの船に乗って、ここにいる。
    海はとっても広大で、自由で、最高の空間だと思ったから。

    確かに、海は広大だった。
    視界を遮る物は無く、だだっ広い自由な空間。

    それ故、何も出来なかった。どこに進めば良いのか分からなかった。何も、何もかも。
    水平線の包囲網に取り囲まれた僕は、深く深く、深く、ただ1人、ここにいる。

    でも、

    後悔なんて意味無いぜ。
    なんてったって、もう突き進むしか無いんだから!

  34. いおぎりょう

    現実と類似する妄想

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    小綺麗な毛並みの鹿

    話せないこの思い出

    かたむく湖畔

    旅は続いていくんだ

  35. いのうつはSA

    あのね きのうきいた ことなんだけど
    わたし ちょっと ねむってたみたい
    だから きづかなかった けど
    どうやら わたしは ここにいるらしい
    だから そう! それまで いきている!

  36. いよわ

    合成音声への、合成音声からの、ラブソング。
    これから大人になっても、歳をとっても、土に還っても、誰からも忘れられても。大好きだよ。

  37. いよわ

    ぼくが見たのは、たぶん、悪い夢だったんだろうね。
    それじゃ、おやすみ。パジャミィ。

  38. お柴鉱脈

    ある夏の日と、インターネット。

  39. つりうむ

    蝉の鳴き声を再現した電子音
    ずっと、反響していた。反芻していた。

    あんまりに暑くて、体が溶けているんじゃないかと錯覚するほど、あの日は酷かった。

    壊れてしまった右スティック
    だから、僕は、ここからずっと目を離さない。

    でも、僅か数秒後、僕は全てを忘れてしまった。

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  40. なぬりそ

    葦ですか。
    『好き』に根を貼って動かない、葦ですか。

    石ですか。
    何処にでも在る面白味のない、石ですか。

    牛ですか。
    漠々と草を喰っている愛おしき、牛ですか。

    壊死ですか。
    意味を見出さず、ただ消費する、壊死ですか。

    推しですか。
    この私が、そうなのですか。

    無視ですか。

  41. ぶるーむ

    お前から貰った物、ずっとずっと大切に持ってる! ずっとずっと、忘れやしてない! ほんの一瞬も!
    こんな物貰って、私は最高の幸せ者で、最高の人生を送れているんだ。
    だから、お返しをしたい。したいんだ。したいのにさ!
    今の私には、お前から貰った物以外何も無い。本当に、何も無い。
    私がクソだと罵るのも自由だし、それでお前が満たされるなら、存分にして欲しいけど、ダメだって分かってる。
    覚えている。だから、必死に、必死にやって、それでも、多分ダメそうなんだ。
    たすけてくれ。

  42. ぶるーむ

    あの夏の日に植えられた花が、体内から狂い咲く!
    散り方を忘れた僕。
    お前を目指してるけど、お前にはなりたくない。
    あぁ、もう!
    その志も、愛も、狂う!
    僕の想いも、狂う!
    忘れないでいてね。

  43. ゲスト

    今日は空の機嫌が悪いみたいで、天気予報にあっかんべをして、水をザーザーと落とす。
    僕は、この街を覆う雨の中の、ど真ん中に、ちっぽけな存在として、ここに居る。
    足元と空を交互に眺める。
    眺めて、眺めて、ふと、街の方に視線を向けたんだ。
    その時、気づいた。
    気づいて、泣いた。
    僕の心はずいぶん軽くなって、
    宙へ浮いた。

  44. シャノン

    とても愉しい夏の日だった。
    君が居たから。
    君が、僕の前に居たから。
    君の手を掴めたから。
    君を知れたから。
    みんなが君を知っていたから。
    で、コンクリートをコツコツ歩きながら、今日も楽しい楽しい集団の中へ潜って行って。




      ぱっ




    止まった。
    空気を震わす蝉の声、
    体に纏わりつく熱気、
    腐ったカエルの死体のにおい、
    脳の中で残響する嗤い声、
    五時を報せるチャイム、
    水色の風鈴、

    僕が唾を飲む音。


    2〜3秒にそれらが詰め込まれ、僕の感覚器官を全て支配する。


    ああ


    よかった。



    また、遭いにきてくれて。

  45. シャノン

    なんだか、今夜は眠れない。

    少し頼りない月光が、僕を照らす。
    玄関の鍵を閉めて、イヤフォンを付けて、論理的に破綻した街を歩く。
    視界を奪う闇。そこにふっと、身体を委ねてみる。
    ふんわりと、
    世界が広がった。いや、世界は狭まって、僕の妄想で空白を埋めたんだろう。
    だからそこに居る。
    今日も

    少し頼りない街灯が、僕らを照らす。

  46. フロクロ(Frog96)

    なんて言葉を綴っていたら、拍手に搔き消された。そしてその拍手が、空に響いて消えた行った。その言葉だけが残った。

    なぁ、ごちそうさまは?

  47. 如月柚奇理

    苦しい。

  48. 柊マグネタイト

    世界が終わる。君が死ぬ。
    でも、それはこの黙示録の1ページにしか過ぎない。
    さあ、世界の窓を開けに行こうか。

  49. 猫舘 こたつ

    音があれば、それは音楽だ。
    愛があれば、それは創作だ。

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  50. 稲むり

    前と後ろがわかんなくなった時、僕の心はたぶん役立たずだ。
    でも、忘れちゃいけない!強く持たなきゃいけない!
    この『今』だけは、いつだって変わらず!

  51. 稲むり

    ほんのりふらっと、だいたい16時。
    学校帰りの君の傍に、

    ただ、居たよ。
    ずっと、居たよ。
    意味を持たず、居たよ。
    ただただそこに、居たよ。
    なんにも関与することなく、居たよ。

    今日も、君の寄り道を眺めてるよ。

  52. 稲むり

    笑顔で居よう!
    見慣れた朝日、輝きを放つ窓。

    笑顔で居よう!
    汚れた手、水浸しの床。

    笑顔で居よう!
    薄笑いの化け物、気味の悪い亡骸。

    笑顔で居よう!
    自由。


    張り付いた仮面を外そうか。

  53. 稲むり

    月光と夜風が、夏を遮る。
    涼しい。
    ねえ、きこえてる?
    もしきこえてなかったら、返事してね。
    最初から、ずっと、こうしたかったんだ。
    だから、うん、どうなっても構わないよ。
    これが終わったら、二人で一緒に、
    かえろうか。

  54. 稲むり

    あるく。はしる。ころぶ。
    希望が折り重なってできたかさぶたを、まだ剥がさないでいる。
    覚えてるんだよね。あの薄灰色の約束を。
    それじゃあまた、幾億年先でここに集まって、
    一日中、日向ぼっこで遊ぼうか。

    そういう約束、何回目だっけ。

  55. 稲むり

    昔々、ある所に、個性豊かなスライムたちが集まった村がありました。
    そこでは、非力で健気なスライムたちが、仲良く、楽しく、暮らしておりました。

    それから何十年だっけ。
    もちろん、忘れてなんかないよ。ずっとね。
    こうやって、またみんなであつまって、たのしくわいわいやれて、うれしい。

    絶対的な超高位魔族、根本を覆す様な脅威。

    そんな僕らでも、今、すごくたのしい!

  56. 超絶猫交響楽団

    世界一カワイくてカッコイイ、お姫様のご登場!

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  57. 零進法

    イメージです。
    イメージです。
    イメージです。
    これはイメージです。
    あなたもイメージです。

  58. Haniwa/アメリカ民謡研究会

    問。
    合成音声に、言葉は必要か。

    問。
    あなたが聴く音楽は、大衆化された物か。

    問。
    『薄味化』が進んだこの時代において、音楽は意味を成すか。

    問。
    ギターは必要か。

  59. Mealerrand

    液状の夜空、夢見の雲。
    僕の体は、すこしずつ、それらの一部になっていく。
    地に足つけて笑ってたあの日が、まだ大好きだ。
    だから、まだ、ここに居たい。ここで笑顔で、君と、居たい。

    けど、気づけばこんな時間だ。
    君とはもう、さようならをしなくちゃ。

  60. Mealerrand

    『再起』
    もう一度、君が好きなこの音を。

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  61. Mealerrand

    『拒絶』
    ずっと嫌だったよ、僕を傷つけるこの感情がさ

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  62. Mealerrand

    『想起』
    思い出してしまったんだ、不必要だったこの記憶を。

  63. Mealerrand

    『再開』
    まだ、終われないって、その最期は訪れないって、言って

  64. 奏(kanade)

    或る刻、此の地球に、一つの彗星が落て来た。
    其れは、再来した恐怖之大王。
    其れは、体現する予言。
    其れは、人類が嘗て願った、有耶無耶な幻想郷。

    其れは、貴方宛ての超新星音楽体。

  65. seeeeecun(しーくん)

    本日も、日光を反射して輝く梅の花。
    そして、その下で遊ぶガキンチョ共。
    その声を聴いて、僕は今日もちょっぴり笑顔になる。

    嗚呼、僕の居る日常は、呆れちまうほど平和だ。

  66. 安見すや

    え…………いや、そんな事ないと思いますけど

  67. ■37

    あっつい。
    現実と二次元を行き来して生まれた摩擦熱が、身体を焼く様に照らす。
    今年の東京は遂に50°Cを越えるらしい。
    足の裏に付いた、液状のナメクジが気持ち悪い。
    本当に、最悪な夏だ。

    あ、そうだ。海、行こう。

  68. 電ǂ鯨

    さぁさぁ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。
    今宵も、眠らき者たちへ。
    とっても素敵で、幻想的なサーカスを、お届けしましょう!
    おほしさまのステッキで魔法をかけよう!
    雲の上でゆったり座って。
    電気羊の火の輪くぐりはどうかな?
    星屑のジャグリングとか、月光の巨大ブランコだって!

    ここは、夢見れぬ者に、夢を見せる場所!

    ふわぁ。

  69. ゲスト

    『だあれ?』

    息が詰まる。言葉が詰まる。
    数秒でハッと気づいて、なんとか平穏を装う。
    笑顔が崩れないように。君の苦しむ姿を、これ以上見ないように。

    覚えているはずだ。だって、あれ程後悔したんだから。あれ程、泣いたんだから。
    でも、だからこそ、その記憶が、枷となって離れない。
    僕の首を絞めるこの気持ちを、
    もう二度と、忘れる事は出来ないんだろう。

  70. 婦人

    ひんやりとした風が街を抜ける。
    レンガを踏みしめて、お気に入りの靴がコツコツ音を立てる。
    民家に挟まれた狭い路を、お気に入りの鼻歌を歌いながら歩く。

    ちっぽけな水溜まりをジャンプで越えて、意味もなく笑顔になってみたりする。
    あぁ、今、しあわせだなぁ。

  71. r-906

    ワン、ツー、ワン、ツー。
    私の中で私が踊る。踊って、踊って、
    そのうち、狂ったように笑って、
    自分自身の姿に嗤って、
    それでもまだ、踊り続けるんだ、

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