如何せん隘路に告げて対等に
来世で会えたら
限りないこの浮世に笑おう

預かる背中のその羽が
煽られないように遠吠えを
しらけず夢を案じ合えば
凌いだ夜がきっと僕ら

大器は晩成か 黙れば心は安静か
声を上げろ今だけは歌うことを

限りのある債を奪うな
命からがらを選んだ
在りし日の僕でいたいから

有人飛行 空くなら僕が行こう
果てない君への一歩 誇れるさ

鬣犬満たされんな
此処ではない何処かに向かおうよ
最低な夜を知っているから

くだらない言葉に色は揺らいだ
半透明で綺麗だよ
あってる事ない事 わかってる事ない事
今は知らず繕う ひどく切ない夜を

指差すは忌々しき態度
出る杭は面目無いと
非難していても いいんだよ
たかが僕の人生さ

残像も愛憎も
どうにかなってしまうほど 溺れて
友情も群青も 色褪せはしないけど 見惚れて

一回戦限りの人生戦 最善手を
永遠甚だしい

思い返せば怠惰の
恥の多い生涯にも花を
明日につなげる対価を払おう
刺し違えても　

残弾数に囚われる程　
取り置く声　言葉　揺るぎない覚悟を
散弾銃に込めてこそ当たんぞ　
ビビるな生命残渣　ぶっ放せ単純な想いを

典型的な愛を謳う傍観者に興味はないと
絶望に色付けを

天変地異の革命を 残された愛しき人生に
捧げて叫ぶが世の常
夢見るだけの敗北者の戯言では 終われないんだ