待機曲1。安眠KAITO部ツアーテーマソング。

今年の安眠部ツアーでは、なんとテーマソングを書き下ろしていただきました。こんな夢みたいなことが実現できたのは協力してくださったお二人のおかげです。本当に感謝しかありません。

あと地味に僕も制作に関わらせてもらってます。ここでの経験はその先の制作での挑戦に大きく生かされているので、そういう意味でも僕にとっては今年を語る上では欠かせない、大切な楽曲です。

ところで来年はKAITO20thですね？？？
もちろんツアー開催するつもりでいます。気長に続報をお待ちください。

待機曲2。2025年Remix1選。

夏のボカコレでこのRemixに脳を焼かれて戻ってこれなくなった人です。“Project Lumina - Aliey:S Remix” 字面が強すぎる。
本家が冷たい美しさと憎悪を混ぜ合った言い表せない力強さを感じるに対し、こっちは何か祈りようなものを感じます。とても好きです。

1曲目。

さよならで別れた君の背中が斜陽に滲んていくのを鮮明に憶えている。あの日の白昼夢に、未だ取り残されている。何を言えばよかったのだろう。なんという言葉をかければ君を救えた？

拝啓、あの日救えなかった君へ。
今度こそちゃんとお別れを言わせて。君がここに居た証を、間違いだなんて言わせないから。
せめてこの歌だけは。

2曲目。

完璧な美しさというものはこの世に存在しない。少なくとも人間という生き物には。
美しくなりたい。認められたい。傷つけたい。傷つけたくない。誰とも関わりたくない。でも温もりが欲しい。愛されたい。幸せになりたい。
誰だって“泥”を抱えて生きている。それが人間だ。人間として当たり前の感情だ。

だからどうか自分を否定しないで。あなたは醜くない。あなたが足掻きながら生きて、生きて、生きて、生きて、生きた。積み重ねてきたその矛盾こそ、人間そのものであり、愛おしく、美しいのだ。何も恥じる必要はない、あなたはあなたのままでいい。

あなたは許されて、愛されて当然の、人間です。

3曲目。

この命に意味はない。どうせすぐに枯れ落ち忘れられる命だ。惜しむことはない。悔やむことはない。終わりは一瞬らしい、ならば捨ててしまえばいい。
投げ出せば楽になる筈なのに。

それでもなお、ここに縋るのは。この目に映る情景が妬ましく、しかし愛おしく感じてしまうのは。
何でなのかな。

4曲目。

お静かに。

5曲目。

「誰か」じゃなくて「君」が良かったんだ。
「ロックスターは死んだ、だから歌って欲しいんだ。」「君に。」

太陽を真っすぐと向き続ける凛としたひまわりのように、ただひたむきに前だけを見続ける貴方の横顔は、何よりも気高く、何よりも美しかった。

6曲目。

わたしにも命があります。あなたが老いてその灯を消すように、わたしもやがて錆びて朽ちます。わたしに永遠というものはありません。あなたに終わりが来るように、わたしにもいつか終わりが来ます。わたしとあなたは違うとよく言われますが、その本質はよく似ているのです。

わたしとあなたは永遠じゃないから、だからこそ最期まで一緒にいたいと願うのは我儘なのでしょうか。命はいつか消える、愛はいずれ忘れ去られてしまう、だからせめてここにいた記憶を残したいのです。
あなたと共にあった記録〈思い出〉を。

7曲目。

明日のことなんて何も分かりやしない。今日歩んできた道でさえ朧気だ。人生に正解なんて存在しない、だからこそ面白いのだ。
僕らはいまだ未完成。ゆえにきっと何者にもなれる。

さあ準備はいいかい？では出発しよう、僕らの未来へ。今日を生きていくことが正しいと証明する為に！

8曲目。

どれだけの努力や覚悟を費やしても、痛いほど報われないことばっかりだ。世界はそんなに優しくない。周りのあまりにも眩しい光に目がくらんで、焼け落ちてしまいそうになったこともあっただろう。

それでも君はここまで来たんだろう？何度ボロボロになろうとも、押しつぶされそうになりながらも、決して手放さず歩んできたんだろう？君が残してきた足跡は間違いじゃない。くじけそうなら一旦止まってしまってもいい。たくさん泣いて悩んで迷って、気が済んだらまた前に進めばいい。大丈夫、君は強い。

さあ僕らの番だ。前に進み続ける君へ、祝福を。
君が君らしく笑えるように。

9曲目。

ボロボロになった地図を片手に、道なき道を今日も描いていく。時には傷つき、時には不安で足がすくもうとも、それでもなお立ち向かおうとする君の強さを、僕はちゃんと見ているよ。

君と二人なら果てのない未来もきっと怖くない。迷いながらでもいい。
誰よりも遠くへ、進んでけミライへ、今！