他愛もないうわ言を　なんだかんだ聞いてくれるのはあなただけ
だってさ　これは永遠に続くもんじゃないからさ
だってさ　わたしまだあなたに何にも返せてないのにさ……！

いやほんと
お前なんかめっちゃ嫌いだ！
怒っちゃいるが笑顔は隠せない
いや絶対に仲良くとかしないって言って睨んでまたゲラゲラ

映画も　陽だまりも　卒業式も
あふれる音楽が流れ終わったなら
寂しいけれど　お片付けをしなくちゃ

「そうだ、君となら変わる」

君は子供だから　
僕も子供だから　
今は一緒にいて

君が割とすぐ死んだら困るんだ

痛いくらいに現実は　足早に駆け抜けた
選んだ今日は平凡で　崩れそうになる日々さ

ねえ、わからないよ
なんでこんな私のことを気にかけてくれるの　
なんでこんな私の話を聞いてくれるの
私は何にも君に返せてないのに

寂しいなんて言わないよ　
君には君の生活があるし
構ってなんて言えないよ
だって。

どうしたって君にとっては私って　
ただの友達なんでしょ。

きみと　空で　遊ぶことが
宝物だったから

僕にだって 君にだって
その数だけ 思い出があるだろう いつかまた

あたらしいせかいが待ってる

例え40夜の雨が
この星を飲み込もうとも
僕らの意思だけは
砕けない訳があるんだよ

ノアよ荒れ狂う航海の
先に答えがあるんだろ
そして僕は気づいたんだ
宝物ならここにあること　　
　　
いつか君に話せるような笑い話にしよう　　　　　　　　

もっとダメなところ　笑い話にして　　
わたしもあなたのとなりになりたい

そこの角にも店が立った　
それら総て、君は知らない

ここは僕らの街のはずが
僕の街になっていた

生きることってこうだろう
息を吸うことじゃないだろう

淡い僕らは
惹かれ合ってた　
君とまた

いつかまた出会える日まで

君の胸を撃つ
言葉を今日も僕は
探してるんだ

ぼくたちはこれから、それぞれ大人になって、別々の場所で様々な人間関係を築いていく。君がどこで、どんな風に大人を歩んでいくのかなんて、ぼくには知りえないけれど。もしどこかで会えたならば、互いの旅を今みたいに語り合おうよ。