- mode_commentコメント
-
願い歌/鏡音レン
暫定AT1選(まだ1選を決めていないので)
「僕らはさ
この選択が間違いじゃないと誓って言う
『この心だけは濁せやしない』
『だからこそ僕らは叫ぶんだ』」
「リスナーの心の叫びから発想を得た」というコンセプトによって、より深くブッ刺さった曲。
「誰かの心の叫び」を「濁せやしない誰かの願い」として歌にしたのがもう大好き。(個人の解釈)
コンセプトから、「同じような願いを持っている人間が世界のどこかにいる」ということに気づかせてくれる。
これらを含めて「誰かしらが持つ願いを、同じような願いを持つ人に共有してくれる曲」だと私は思っています。
音はカンザキさんらしいピアノとギターとストリングスの構成。
ラストにコーラスが入ってるの本当によすぎる。 -
この数字が一番青色だったから
AT10選
「空が青いのは
青いまま僕らが死ぬから それが将来の夢
必死に生かそうとしてくる大人たちが滑稽だ
俺は8月と一緒に死ぬのに
夏が死んだ後 空を見上げてさ
散り散りになった入道雲の生き残りが飛んでいて
俺は安心するんだ 嗚呼、まだ生きている」
15歳の夏の終わりの落ち着いたラップ調の曲。
15歳、もうすぐで世界(社会)と交わることになるかもしれない年齢。
だが、大人としてはまだ青すぎる年齢。
そういうことから精神的にもまだ安定していない年齢。
夏の空って清々しいくらいに青いですよね。どうやらあれは誰かが青いまま死んでいるかららしい。
そんな詠み人さんの考えとワードセンスが大好きです。
ログインするとコメントの閲覧・投稿ができるようになります