AGAINのジミーサムP10選 #ボカロP10選アドカレ
11 曲 / 52 分 34 秒
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巡音ルカオリジナル曲 「Afterglow」
10-0
MVに登場する彼の感情が詞だけでなく曲調にまで反映されており、開放の直前の「哀しげに見えた空はいま 朝焼けへと星屑を脱いで」という表現には素晴らしいの一言。 -
巡音ルカオリジナル曲「仮想市民(2022 ver.)」
10-1
「さあ今日もひどく時代錯誤な歌を聴いて 孤高の絶滅危惧種ライフ満喫しようぜ」この部分だが、大変な失礼を承知で推察するに「ひどく時代錯誤な歌」というのはこの曲のこと、延いてはジミーサムPの楽曲のことを指しているのではないか。短くアップテンポな曲が流行するなかで、彼の曲はどちらかと言えばスロー、ミドルテンポ寄りのものが多く、尺に関してもこの曲を含め5分以上のものが多かったりする。確かに時代錯誤だ。今後しばらくこのような曲が流行ることはないだろう。しかし、だから何だと言うのか。私は彼の音楽が好きだ。もっと言えば彼が精力的に活動していた時代の音楽が好きだ。流行の荒波がどれほど強大であろうと、この事実だけは変わらない。
さあ皆も、このひどく時代錯誤な歌たちを聴いて、忘れかけていた音楽を取り戻そう。 -
初音ミクオリジナル曲 「Message in our silence」
10-2
ゆったりと歩いているようなところから、サビで一気に駆け出すようなリズムの変化が心地よい。
「偽りのない欲望の果てに 見える自分だけをただ信じて」 -
巡音ルカオリジナル曲 「Toy Box」
10-3
時の流れに従って変わりゆく現実の儚さ、大人になることへの寂寥を歌った楽曲。
「さよなら 愛してたこの景色は永遠じゃなかった」 -
初音ミクオリジナル曲 「Little Traveler」
10-4
サン=テグジュペリの小説『星の王子様』を題材とした楽曲。ピアノの旋律、ストリングスの音色、ミクさんの歌声、全てが見事に嚙み合った至高のバラードであり、これ以上ないほどの「聴かせる曲」
2サビ後の間奏(アウトロ?)に『星の王子様』の一節をコメントしてくれている人がおり、最後それを見ながら聴くとえも言われぬ感情に襲われてしまう。 -
巡音ルカオリジナル曲 「No Logic」
10-5
どれだけの人がこの曲に救われたことだろう。
完璧な生き方なんてできやしない。頭では分かっていても、不完全な自分につい苛立ってしまう日々を送る我々だが、そんなときはこの歌を聴こう。
いつだって最後はNo Logic. -
初音ミクオリジナル曲 「Fake Lover」
10-6
重たい詞と曲調、そして慟哭のようなギターサウンドとミクさんの歌声に魂が打ち震える楽曲。ここまでの「重み」を感じるボカロ曲はなかなかない。
「君に伝えたい もしも愛が足りないというなら 君にくれてやる この腕をもいでくれてやる」 -
初音ミク巡音ルカオリジナル曲 「Genesis」
10-7
合唱曲のような曲調に乗せて、音楽を作ること=世界創造について綴った賛歌ともいうべき楽曲。
「きっと貴方と紡ぎ出す世界に 終わりは無いのでしょう」 -
初音ミクオリジナル曲 「Calc.」
10-9
何を隠そう私のボカロAT1選である。
別れを吹っ切れずにいるという切ない歌詞をあえて爽やかな曲調で歌い飛ばした不朽の名曲。この曲こそ、私が最も愛する音楽です。 -
初音ミクオリジナル曲 「from Y to Y」
10-10
どのような人生を辿ればこんな曲が書けるのだろうか。詞を読めば読むほど、音を聴けば聴くほど、ジミーサムPという人間の底知れなさに嘆息してしまうような凄まじい楽曲。「その手に触れたこと」「君の隣でそっと生きようとしたこと」そんなささやかなことでさえも「罪」であり、「孤独の痛みで償うから」と……評価する言葉すべてが軽々しく思えてしまうほどの重みに圧倒されてしまうような詞である。
ほとんどの方が聴いたことのある楽曲だとは思うが、今一度、この素晴らしい詞や細かな音遣いを噛みしめながら聴いてみてほしい。
― それじゃ、またね。
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