それは映画のような
まるで映画のような
どこにでもあるストーリー

こんな寂しい街で

私のフリした私で良ければどうぞ

逃げ場の無い世界で逃避行

夏の音に引かれて振り返る度
あの日の君が笑う

幸せなんてもう随分
口にしてないどんな味がしてたっけ

よくばりなあなたには
ね、お似合いでしょ

もう一度あの頃の様に ほら今結末は変わる

ありがとね

見上げれば広がる空の下で僕ら
いつの日かまた会える日まで

あの頃君はその目で僕だけを見てくれていたのに
いつしか君のその優しさに甘えてただ背を向けてた

守りたいものがあるなら
離さず握り締めてろよ

それでも不安はあるんだよいつでも
怖くて足がすくむ日も
それでも君のそれでも君の声が
私をまた奮い立たせる

さよならを口にすれば
全てが此処で消えていくでしょ