1. ¿?shimon

    一生好き。熱しやすく冷めやすい僕だが、数年継続して聞き続けているこの曲。

    悲しみ、後悔、負の感情がとめどなく溢れる中で笑い飛ばそうとしている歌詞と、雰囲気を明るくしようとしているような楽器(特にパーカッション)が世界観を物語っているところが特に大好き。悲しい時の如何しようもないやるせなさ、それを早く振り払わないとと焦る気持ち、軈て落ち着いてきて「そろそろ前向くか…」という感情の収まり所、それだけを純粋に抜き出して固めてあるから、飾り気のない、素朴で純粋な、けれどシンプル故の上品さがある。

    これほどまでに人間らしさという点での "ありのまま" を見事に音に、そして曲としてまとめられている所が¿?さんのとんでもない技術力。
    なのに題名がフランケンなんだよ。これ以上なく人間らしいのにフランケンなんだよ。情緒ぐっちゃぐちゃになるて。

  2. ぬゆり

    投稿された瞬間に聞いて一目惚れ…というか一聞き惚れしてしまった。

    A, Bと淡々と程よいあっさりとした歌詞で曲の憂鬱さの表現が為されていたのに、いきなりサビの頭で「お願い急いで」と訴えかけられるのが大きな特徴。画面の向こうからの叫びという干渉と、伴って増えるサウンドでぐわっとサビが盛り上がり、鳥肌止まらずやがて鳥になる。

    ぬゆりさんの曲はサビに強い歌詞を持ってくる物が多くてとても好き。ギャップに弱い民や、退廃的な雰囲気は好きだけど曲の疾走感がおどろおどろしさに引き摺られること無くそのまま駆け抜けて欲しいというような民は深みへはまりやすい。まさにこれ。まさにこれだ。当てはまったそこの君はこの曲を聴いてくれ。是非。

  3. ヒガテル

    不思議の国のアリスを題材にした曲を探していたら見つけた神曲。

    可愛いアルセチカ様産イラスト、アンティークなピアノ、疾走感のあるテンポ、でも歌詞が残酷で、御淑やかと思いきや語気が荒くなったりと時々闇が垣間見える。童話独特の平和さを保ちながら、聞いていくと「あれ…?」と気付くような、血が飛び交ってそうなのにグロさが微塵も存在しない絶妙なファンタジー感と治安の悪さ。この打ち寄せては引くようなギャップが物凄く癖。

    殺戮の国。狩人の国。スラムの国。一体何処の国のアリスなのか気になる所だが、いずれにしろ物語のオチは夢であってほしい。

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  4. 吐息.

    初めて聞いた時の衝撃を今でも忘れられない。

    「宗教はこうやって生まれるのか…」と悟りを開きかけた。思わず神格化してしまいそうな、ミステリアスさに呑まれかけるボカロ。
    シンプルなシンセサイザーの中に、大勢の人々の手拍子と、様々な生活音が混ざっている所が異質で不気味で神秘的。カオス。けれど不快な訳じゃない。煩くもない。情報量が多くごちゃごちゃしている筈なのにむしろ静かな位で、ちゃんと芯がある。

    この中毒性にはまったら。おめでとう、君も信者の仲間入り。

  5. 渚mao笹川水曜日

    この世の全てに対して諦めを覚えたような物憂げさが美しい。拒絶と嘆きを音に変換して、フランス料理の様に飾り付けたらこの曲が出来上がる。

    特にサビの「君に何が分かるのか教えて」という歌詞がたった一言なのにとんでもない威力を秘めていて大好き。 "知らない癖に" なんて真っ向からの遮断じゃなくて、会話上で "教えて" と相手に回答の余地を与えているのに答えさせる気が無い根っからの皮肉。何食べたらこんな神がかった歌詞思いつくんですかね。

    最初から最後まで憂いているのに、疾走感があるギターが軸として在るお陰でこってり感が無く、とてもサッパリとした味です。こんな美味しい曲、はきだすなんて出来ない。完食します。皿まで。

  6. あずきねこp

    第16回プロセカnext経由で知ったこちらの曲。応募曲をゆるゆる周回していた僕ですが、個人的に頭一つ飛びぬけて神センスだと思いました。

    まず開幕早々お洒落なサックスが出迎えてくれて「おお…!」と思った矢先、リリースカットピアノが駆け込み乗車並みの速度でガッと乗り込んできて、キレッキレのリズムで不協和音の合いの手を入れて、何事も無かったかのようにサックスにバトンタッチして帰っていく。吃驚した。煌びやかだなぁ~と思ってゆっくり腰掛けようとしたらパッと顔出して不気味な空気残してサッと帰って行くから吃驚したよ。
    そんな調子で雰囲気やテンポがコロコロと変わっていく中、唯一ミクさんが落ち着いている歌声でメロディの安定を担ってくれているお陰で、曲の全体の雰囲気が取っ散らかり過ぎずまとまっている所が何とも面白い。

    個人的に二番に入る直前の不穏極まりない電子音が大好きです。是非ともプロセカに実装されて欲しかった。第16回中、僕の中でナンバーワンの楽曲でした。dub系好きな方は絶対に沼ります。

  7. r-906

    違う違うと苦悩するミクさんの声が独特で「これは可不ちゃ……ミクさん!?!?」と吃驚した方。同士です。熱い握手を交わしましょう。

    初見で曲の急展開、二回目以降でMVのアハ体験に気付く、贅沢に意味怖を使ったサイコロジカルホラー曲。たったの1:23という長さながら聞き返すたびに新しい発見があり、例えるなら「ページ数があまりにも少ないから手軽に読めるショートショートかと思って本を開いたら文字がびっしり敷き詰められていて実質小説一冊分」。
    ポップなイントロにそぐわぬ内容に思わず笑顔()になっちゃうこと間違いなし。

    余談極まりないですが、MVの男の子が好き過ぎてずっと観察してました。黒髪癖っ毛眼鏡ほくろアンティーク男子、属性てんこ盛りで最高ですよね。最高です。

  8. niki

    人生の分岐点曲。
    三本の指のうちに入るくらい、生きている内に多大な影響を受けたであろう、人生の土台となったボカロです。この曲のお陰でボカロの世界がぐわっと広がり、電子音楽が癖になりました。過去の僕見てるか。今ここまでの限界ヲタクになってんぞ。

    好きな所は特に0:00~3:15ですね。この部分を念入りに聞いてください。

    初っ端から「間違えて宇宙終わって」というスケールの大きすぎる歌詞が登場した後、ケロッと「青信号はいつも通り」と言われ、頭に浮かべていた壮大な風景が急にグッと日常の一部へ拡大されるこの瞬間がたまらない。宇宙壊滅したのに相変わらず凛々しい青信号さん好き。
    一小節ごとに前後の関連性がとてつもなく離れたり、急に近くなったり、独特な "うねり" があるのが中毒性を呼ぶ。はて、これが "WAVE" たる所以なのか……?
    [書き途中]

  9. 梅とら

  10. apple41

  11. 袖野 あらわ

  12. ボカロ曲匿名投稿イベント 無色透名祭

  13. 伊根

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