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フォルマ/ 可不
待機曲
2025年に出会った2025年以前に投稿された曲1選
コンピレーションアルバムの『DEADSTOCK DEPARTURE』に収録されていたumigameさんの曲にハマって、他にはどんな曲があるのかなって漁ってたら出会った。
激しいギターとドラムがかっこよくて好き。
ドラムが強い曲はいくらあっても困らない。 -
蜜柑色 / ブブゼラ ft. 重音テトSV
01
2025年10選
とても軽快で心地良い曲かと思いきや、サビでものすごい音圧で殴られる。
これが最高出力かと思ったら、落ちサビの後にもっと強い音圧で殴られた。
低音が強めのイヤホンで聴いたら、鼓膜を通り越して脳を直接震えさせているような感覚になってしまいます。
ちなみに、みかんは免疫力を高める効果があるよ。
本格的に寒くなってきたから、みかんを食べて風邪やインフルエンザに苦しむことのない、健康的なアドカレライフを送ろう! -
空ぞ見らるる/可不
02
2025年10選
今年になってから道端の石さんを知ったけど、作る曲に特徴しかなくてめちゃくちゃ良い。
新曲は欠かさずにチェックしたくなるタイプのボカロP。
音はとても明るくてつい体が揺れてしまうが、詩に注目すると切ない。
スイカに塩をかけると甘くなるように、この対比がこの曲の切なさを際立たせ、よりはっきりとした印象を抱かせる。
この曲を聴いて思ったんだけど、ボカロ曲を聴いてわからない単語があったら調べてからまとめたら、めっちゃ語彙力上がりそう。
ただ、ありえないほどの労力が必要になることには目を瞑ることとする。 -
藍に揺らぐ / 初音ミク
03
2025年10選
イントロからめちゃくちゃいい。爽やかで疾走感のある曲。
ピアノってすごいよね。
奏で方によっては清涼感の溢れる音色になるし、暖かな音色にもなる。
ピアノを発明したバルトロメオ・クリストフォリさんは、自分の発明品が良すぎて頭を抱えただろうね。
そして、ピアノのポテンシャルを活かしてくれる作曲家がたくさんいて、きっと喜んでるだろうね。
Hakunaさんは今年デビューのボカロP。
1年目でこれほどクオリティが高い楽曲が作れるとなると、今後どうなっちゃうんだって話。
来年も新曲を楽しみにしてるボカロPのひとり。 -
『鏡花水月』/名前シレズ
04
2025年10選
昨年の『病欠』に続き、年10戦入り。
やっぱりmaigoさんのエレクトロニカはハズレが無い。
ハズレが無いというよりも、大当たりしか入ってない。
音や声から優しさが溢れだしてきて、荷物を持ったおばあちゃんに手を差し伸べたくなる。
去年も言った記憶があるけど、maigoさんの作る曲のコロコロしてる音がとても好き。 -
溶けきれない背景/裏命・星界
05
2025年10選
昨年の『白絵にもならない』に続き、年10選入り。
アドカレには参加してないけど、2023年10選と合わせれば3年連続の10選入り。
Kyikuさんの曲は安定して良い。
Kyikuさんの曲でしか満たせない需要があって、その需要に対してしっかりと供給してくれる。
全体的に柔らかめな音の中、硬めのドラムが強めなのが曲にメリハリを持たせていてとても良い。
合成音声のポエトリーリーディングは、正直に言って今までボカロを聴いてこなかった人たちからしたら受け入れにくいものになるかもしれない。
ただその点、この曲のポエトリーリーディングは、淡々と話す感じで主張が強すぎないので、ポエトリーリーディングの入門にうってつけだと思う。
合成音声のポエトリーリーディングが苦手ってだけで聴ける曲が数千曲減ってしまうから、ポエトリーリーディングに苦手意識のあるボカロリスナーにはぜひこの曲をおすすめしたい。
慣れてくればだんだんとポエトリーリーディングが癖になって、むしろ欲しくなると思う。 -
水葬
06
2025年5選
哀愁漂うギター、儚げな初音ミクの歌声、まるで物語の読み聞かせをされていると思うほど詩的な歌詞。
すべての要素が掛け算的に曲全体の魅力を高めている。
先ほど挙げた要素の中では特に歌詞が好きで、「失くした言葉を記憶と名付けた。」の部分がとても美しい言い回しだと思った。
伝えたかったけれど伝えられなかった、行き場を失くした思いを「失くした言葉」と表す上に、過去の出来事である「記憶」とすることで、今後この思いは古びていくばかりで新しくなることは無いと感じることができる。
この他にも好きな言い回しはたくさんあるが、これ以上書こうとしたら曲の感想ではなく、読書感想文になってしまうため、ここらで切り上げておく。
この曲よりも文字数が多い課題図書はあんなにも頑張って原稿用紙を埋めようと言葉を捻り出していたが、約560文字程度のこの曲については原稿用紙を軽々と埋めることができるほどには、多くの事を書くことができそうだ。
小・中学生の頃よりも年を重ねて文章を深くまで読もうとする感性が身についただけなのか、課題図書に興味が湧いてなかっただけなのか。
恐らく両方当てはまっているのだろうが、それでもこの文字数で様々な思いを抱かせてくれるこの曲は、3分33秒の文学作品と言っても過言ではないだろう。
次は動画についてだが、白いイラストに灰色の文字。
一見読み辛くて良くないと思うかもしれないが、むしろこれによって最初は曲だけを集中して聴こうと思える。
そして、曲を聴き終わったらじっくりと歌詞を見ながら再び聴く。
曲は曲、歌詞は歌詞とリソースを一つに集中することで、最終的には曲と歌詞の両方を深く楽しむことができる。
私個人がこの楽しみ方をしただけで、resipaさんにこのような意図があったかどうかはわからない。
ただ、儚げな曲の魅力を最大限に引き出すために意図したことかもしれない。
しかし、私はこの色使いのおかげで、この曲の魅力に深くまで気が付くことができた。
無論、これも隅々まで見たくなるような詩があることで成り立っていると思っている。
曲も詩も動画もすべての要素が奇跡的と呼べるくらいに噛み合っている。
ここまで長々と頭の中で思ったことを綴ってきたが結局何が言いたいのかというと、この曲は素晴らしい曲以上に素晴らしい芸術作品であり、世の中に五万とあるもっと称賛されるべき作品の一つであるということ。
紛うことなき傑作だ。 -
春のほとりで / hudōr phōs -水光- feat. 名前シレズ・カゼヒキ
07
2025年4選
音も声もすべてが優しくて心が温まる。
この曲を聴かせながら布団を干したらすごいふかふかになりそう。
最近、日本くんも冷たいし、この曲を聴いて春だった頃の温かさを思い出してほしいところ。
ボカデュオ2025にて制作された楽曲で、製作者の中に今年の10選に入っている人が2人もいる。
この曲を好きにならない確率は万に一つもない。 -
ロックバンドを諦めた君へ/音街ウナSV
08
2025年3選
雨夜零音さんは『てんきあめ、さんぽみち』で知った。
この出会いがなければこの曲をボカコレで聴くこともなかったかもしれない。
過去の積み重ねがこの曲との出会いに繋がったと考えると、とても感慨深いものがある。
今まで音街ウナに抱いていた印象でかっこいいがかわいいを上回ることは無かったが、この曲で初めてかっこいいがかわいいを上回った。
ロックといえばで思いつくような王道ロックで、この曲を文化祭の後夜祭とかで演奏するバンドがあったらめちゃくちゃアツい。
音から青春を感じる。 -
夕凪、それとほんの少しの青に呑まれて/初音ミク・ナースロボ_タイプT
09
2025年2選
ボカコレ2025夏にて突如現れたルーキー。
どうやらLeiaさんは以前はYoutubeで投稿していたらしい。
ただでさえF1マシーンに乗ってるんじゃないかってくらいの衝撃を受けているのに、もし処女作だったら宇宙ロケットに乗ってるくらいの衝撃を受けて気絶するところだった。
Youtubeでもボカロを漁るべきなのかと思うが、時間が無限に必要になるからムズイ。
この曲はとにかくメロが良い。
曲の始まりから終わりまで、ずっと好みの曲調をしている。
100点満点を超えて200点のロック。
ギターの音も歌声も全部好きで、十中八九年1選だろうなと思っていた曲に肉薄するほど評価が高い。 -
夢の描く先へ / 星界
10
2025年1選
昨年の『ブーセメリア』に続き、年10選入り。
アドカレには参加してないけど、2023年10選と合わせれば、3年連続の10選入り。
なんか年10選が固定メンバーになってない?って思うけど、向こうが勝手に琴線に触れる楽曲を作ってるだけだからこっちは何も悪くない。
来年もよろしくお願いします。
mopiさんのアルバムである『Reverie』で初めて聴いた時から、大好きな曲。
ニコニコに投稿されればすぐにでも10選入りさせると思ってたくらいには好き。
ストリングスだったりスラップだったり、mopiさんの良いところがすべて詰まった楽曲。
2番サビの入りのベースがとても好きで、普通に1時間耐久ほしい。
ブーセメリアやモシュネの心音のようなダークな曲を作ることが多いmopiさんだが、今回の曲は明るめな曲って感じでこれまた良い。
mopiさんが奏でる壮大な音楽や星界の力強さと儚さが混在した歌声との相性もバツグン。
mopiさんが作る曲はすぐにmopiさんの曲だと判断できるくらいに個性があって、良い曲ばかり。
もっともっと伸びるべきボカロPの一人だと思ってる。
来年もmopiさんの曲を楽しみに生きていこうと思います。

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