それぞれの単語に意味があるのかすら分からない不思議な曲。
意味のないように見える情報からその本質を見ようとする在り方をこの曲で形成されました。

辿り着きたい場所にどうすれば行けるのか。それはたった一つの武器だけ持っていればいい。
諦めないこと、それこそが何より強い武器なのだ。

誰かに劣っていてもそれで良いんだと語りかけてくれる優しい曲。
皆と違う、それでも生きていいんだ。

中学三年生がまた一歩大人に近づくその時の、心に秘めた重い塊を吐き出す曲。
強さがないから他人に優しくして、提案も拒否しないで。そうしたら私の気持ちを考えてくれなくなって。
私は誰かの操り人形なんかじゃない、"私は生きている"

人殺しとダメ人間の逃避行を歌った、物語調のボーカロイド楽曲。
メロディに何処となく夏を感じ、歌詞と共に思いを馳せるとその景色が鮮明に思い浮かばれます。

死にたいと願うある人間の、死ねない理由を見つける物語。
自分が死んだって何億の人には関係ないけど、自分を想う誰かが、私の生きる理由になる。

この曲はボーカロイドと作曲者の関係が悲劇的に歌われた曲です。
本来何も起こるはずのない二人の別れを、ミクの観点からマスターへの想いで。

初音ミクの在り方、世の中での立ち位置が鮮明に歌われた曲です。
「君が存在を感じてくれたら」等の歌詞に、万人ではなく誰かに届ける歌を作れるボーカロイド楽曲の良さが表れています。

私が初めて初音ミクという存在に感情を感じた曲です。
言葉の抑揚から息遣いまでに命を見出しました。

この曲は私の罪を表したかのような曲です。
果たしてこの曲が罪の体現となるか否か、それは私の生き方次第なのでしょう。