おとまるの100選・極
100 曲 / 362 分 1 秒
1選:バビロン/トーマ
10選:バビロン/トーマ
ヤンキーボーイ・ヤンキーガール/トーマ
骸骨楽団とリリア/トーマ
サイケデリックによろしく/ど~ぱみん
ぼくらの16bit戦争/sasakure.UK
ワールドエンドブックエンド/HaTa
About me/蝶々P
Outernet Explorer/lumo
Pinocchio/Noz.
ガリレオ・コンフリクト/茸きのこ
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【GUMI】マダラカルト【オリジナル曲】
胡散臭い改造人間の歌。
【Episode SP 渇ききった貧弱帝国】
此処は戦争の果ての国「極東帝國」
全てが胡散臭さを放つこの舞台では、戦争によって食糧難でモノに飢えた下級民族は生存欲に駆られ、皆上層部に従順な飼い犬と化してしまった。そして上層部は自分勝手な、幼さの滲み出るような頭の悪く醜い国家へと駒を進めてしまう。この点で言えば、この国家の純粋な部分であろう。
そんな幼稚国家と対するは西の「第九帝国」
この国家も幼稚で胡散臭さが漂う。国家の莫大な予算によって少年時代の憧れである「巨大ロボット兵団 九龍」を造り上げた。
一方極東帝國は改造人間「斑崇(マダラカルト)」を生産し、第九帝国の対抗馬として戦っていくことに。武装蜂起に囚われ、お互いに飽和しきった技術力と宗教のすれ違いの中で両国は、端からみればただのエンターテイメントとして成り立ってしまった。
今回は極東帝國の物語。バッグストーリーに注目してご賞味くだされ。 -
【初音ミク】オレンジ【オリジナル曲】
ぜんぶ、なかったことにしよう。
【Episode 3 音楽都市アザレア】
突然だが、この文章を読み始めた皆さんは「アザレアの心臓」というCDをご存じだろうか?正体は2013年4月3日にリリースされたトーマさんのアルバムだ。このアルバムに収録されているのは全13曲で、あの有名曲からアルバム限定曲、さらには有名曲を少しアレンジした曲などトーマ好きにはたまらないアルバムだ。
そんな「アザレアの心臓」だが、コンセプトとしてあるのが1つの街だ。その名称が音楽都市「アザレア」である。
このアルバムに収録されている楽曲は全てこの街がモデルとなっている。例えばバビロンのアレンジ曲である「リベラバビロン」は、アザレアの中央、バビロン街がモデルになっている。他にも「魔法少女幸福論」は西の廃遊園地がモデルになっている。この廃遊園地はニコニコ動画に投稿されているMVにも登場する為、知っている方は多くいるのではないだろうか。(詳しくはピクシブ百科事典のアザレアの心臓のページを閲覧するのを推奨する)
また、CDジャケットには音楽都市「アザレア」の全貌となるイラストが描かれている。このイラストがオタクにはとてもストレートに刺さるのだ。例えばエンヴィキャットウォークのアレンジ楽曲「envycat blackout」は中央より少し東の旧ネオン街がモデルとなっているのだが、私はそこに描かれている猫の肉球がたまらなく好きなのだ。また、「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」のモデルとなった西のマンション街と、九龍レトロのアレンジ楽曲「九龍イドラ」のある北東の九龍城が対極的に描かれているのも、第九帝國と極東帝國が対立してるような感じがしてとても素晴らしい(詳しくはマダラカルトのバックストーリーを検索)。
そしてここまで読み終えた貴方、ただよく分からねぇ御託ばっか並べやがって結局何がしたいんだと思っちゃったね?退廃都市は皆さん好きだと思うんですけど、その皆さんの好きが全て詰め込まれてるのがこの「アザレア」、そして「アザレアの心臓」。特に有名曲×退廃都市なんてあんまないでしょ?こんな作り込まれてるのここだけでしょ?正直ちょっと興味持っちゃったでしょ?是非買ってくれ。マジでヤバイから。
そして購入できた貴方、おめでとうございます。立派なトーマオタクです。これからも大事にしてね。 -
【GUMI】ヤンキーボーイ・ヤンキーガール【オリジナル曲】
君の正義はなんなの?
【Episode 4 繋がってゆく楽曲たち】
みなさんが現在聴いているこの楽曲「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」。6人の少年少女たちが大人たちの正義に正面から闘ってゆく物語を描いた楽曲だ。そしてこのMVを見ている貴方はこう思うかもしれない。
「この少年少女たち、どこかで見たことあるな…」
そう思った貴方、観察力の神です誇ってください。
実はこのヤンキーボーイ・ヤンキーガールに出てくる少年少女のうち、体が改造されてない2人は、トーマさんの別の楽曲「マダラカルト」に登場する主人公の改造人間と同一人物だというのをご存じだろうか。バックストーリーとしてはヤンキーボーイ・ヤンキーガールに出てくる2人の少年少女は突然拉致され、マダラカルトの舞台となった「極東帝國」にて改造人間として生まれ変わることになる。(ここら辺はピクシブ百科事典の「マダラカルト」のページで見ることをお薦めする)
そして改造人間の国「極東帝國」、何故改造人間をわざわざ作っているのか?というと、実はこの国は今他国と戦争状態だ。その為対抗できる改造人間を製造しているというわけである。
「じゃあ「他国」ってどこなの?」
と思った方、鋭い視点をお持ちのようで。
実はこの他国はトーマさんの別の楽曲「九龍レトロ」に登場する「第九帝国」である。この時点でヤンキーボーイ・ヤンキーガール―マダラカルト―九龍レトロが繋がった。現在極東帝國と第九帝国が戦争状態にあり、極東帝國は人材を必要としていた。その為ヤンキーボーイ・ヤンキーガールの主人公たちを改造人間に変貌させ、人材を補っているという一連の流れができた。これが「鈍感な愛の戦争」だったりねぇ…
このヤンキーボーイ・ヤンキーガール―マダラカルト―九龍レトロのストーリーはとても面白い考察などが挙げられているから、是非調べてほしい。ちなみに私も考察してます💪
さぁ、ゾクゾクしてきましたねぇ… -
【初音ミク】骸骨楽団とリリア【オリジナル曲】
トーマさん2選、「骸骨楽団とリリア」
"音を失った国、ひとりの少女の空想楽団"
ここでは、トーマさんのこれまでの経歴や彼がボカロ界に与えた影響というものを、1ファンである私が語りたいと思う。これでトーマさんに興味を持ってくれる人がいたら、同じトーマファンとして嬉しいからだ。
まず、トーマさんがここまで有名になる過程を説明したいと思う。トーマさんの初ヒットは2011年に投稿された「バビロン」。以前から「黒猫アリスと月光アリス」や「ミーミルの花」など楽曲は投稿していたが、どれも伸び悩み、ヒットとまではいかなかった。「バビロン」、私のトーマ2選である。その後はこの楽曲、「骸骨楽団とリリア」、そして「エンヴィキャットウォーク」とヒットを重ねていく。「エンヴィキャットウォーク」はトーマ楽曲初の伝説入りを達成。現在は350万回を超えるほどの再生数を誇る。2012年以降も「オレンジ」、「九龍レトロ」、「マダラカルト」など多数の有名楽曲を生み出した。2013年の投稿は「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」、「魔法少女幸福論」の2曲だ。そして「魔法少女幸福論」からは、VOCALOIDとしての投稿は途絶えてしまう。そんな彼が約4年間で生み出した楽曲は15曲。その中で現在伝説入りを果たしているのはなんと10曲と、他にも稀(MARE)を見ない異常な割合だ。(確率で言えば伝説入りする確率が66%だ。えぐいだろ?)
そんな彼のイメージとしてある「異世界感」や「ダークで早口」というものは、後にかいりきベアやsyudouなど、多くのボカロPに影響を与え、じんやkemuなどと共に2011~2013の代表ボカロPとしてよく名前が挙げられるだろう。
そんな彼だが、実は「代表曲がないボカロP」としてwowakaやMARETUたちと並んで非常に有名だ。おそらく人に「トーマさんといえばどんな曲?」と聞いても人によって回答はさまざまであろう。そこでこの文章をそろそろ読み終わる貴方に一つ問いたい。
「あなたはどの楽曲が好みですか?」 -
【初音ミク】バビロン【オリジナル曲】
おとまる1選&トーマさん1選、「バビロン」
法や語彙の荒ぶる都市"バビロン"
非常に悩みに悩んだ結果の1選。
俺はボカロ曲1曲に命を全て捧げろと命令されるクエストがあったら、間違いなくこの曲に俺の全てを捧げる。そのくらい愛してる。
さて本題だが、ここでは、俺がトーマさんに沼ってく過程として、この曲が大きく関係しているということを紹介したいと思う。
自分がトーマさんの曲を深く知るようになったきっかけは、「オレンジ」だ。それ以前からトーマさんのことは認知していたが、あまり楽曲は聴いていなかった。確か今年の春だっけな、テスト勉強の途中にふいに流れてきたのは。自分はふいに流れてきたオレンジにとても惹かれた。そこから、自分はトーマさんに無限の可能性を感じ、曲を模索していくようになった(テストは43点だったが)。そこで2曲目に聴いたのが、この楽曲「バビロン」。最初にオレンジを聴いた俺は、トーマ=バラードという印象があったから、バビロンを最初に聴いたとき、すごく衝撃を受けた。オレンジのゆったりとした、寂しさのあるメロディとバビロンの激しいテンポに早口な歌詞という2つの楽曲のギャップに撃ち抜かれた。「なんだこれ!?本当に同じ人が作ってんのか!?」という感じだね。だが、何故この曲が10選かつトーマ1選なのか?というと、簡単に言えば「落差」だ。この楽曲は早口な部分とすこしゆったりしたリズムの部分がある。そのような「リズムのジェットコースター」に見事トリコになり、バビロンを推すようになった(リアルのジェットコースターにはいい思い出がないが)。また、癖になるドラムとメロディ、そしてどこか闇に消えてくようなラストもこの後どうなったのか、という考察もできてとても1曲でたくさんの面白い見方ができる。というのがバビロンが1選になるまでの過程だ。
トーマさん、本当にありがとう。
もうそろそろ書ける文字数もなくなってきたかな?
読んでくれた方々、長ったらしくてよくわかんない自己満みたいな文章だけど、読んでくれてありがとう。それでは。
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