AT1選

繋ぎ止めてごめん　その命で助けて他者を

君の人生は君が決めるよなんて
そんなこと別にどうでもいい

ありふれた思考と理解に苛まれる過去のゆり返し
棺を灰へくべる とうにしがらみのない夜へ眠るように

実はこれは　最後通告で　宣戦布告で
熟考の上で　下された結論で

ねえねえこの虫なあに？
ミヤマカミキリだったと思う
ちょっぴりデカくて怖い
でも茶色い体が綺麗

レクイエムフォードリーミング
爛れた夏の挽歌と共に
行き着く先は美しいヘル
きみと二人で迎えるエンディング

死にたいは書いたらだめらしい！まじ
無理しないで or dieみたいなday
苦しんだねもう大丈夫
な訳

抱きしめて　あなたの様な
噛みしめてる　言葉遠くなる
抱きしめて　あなたの様な
傷口からじきにこぼれ出す

頭んなか　ぐぅらり
布団の上　ぼっちのカゼヒキ
こんな時だけ淋しいとか
アイロニー　アイロニー

見せ物じゃねえぞ
朝から食うマクド
ミスドでもデート
狐・マクラウド

ここには誰も来なかったこと
ここでは誰も見なかったこと

デモクラシー　起こす革命
MIKUHOP刺さらば孤高な声
音の流れ　事勿れ　ビートに揺られ心任せる
Myself　酔わせる　お耳で判断
Numbers On The Borders,
選び抜かれた詩をコアする
継ぎの証言を未来にオーダーする

引き返すのはtoo late にしてもアンタよく食べるね
ルームメイト
埋めても夕暮れには幽霊　帰ってくるね

AT2選

価値とは価値の無いこの五体
価値とは価値の無いこの欠如
価値とは価値の無いこの言葉
価値とは・・・

真夜中の校庭に
寝転んでみた星空
美しくてでも
ぼくらいつかさよならを言わなくちゃ　

精液よ　濫觴よ　此処では貴方はマルヤム生神者
安らかに　穎敏に　奄奄な契りを結びましょう
おお、神よ　狼よ　貴方を憎しみ悵恨する者は
我等の無知たる其の咆哮で　瞬く暇もなくあらんことを

重油槽に塗れている 極彩色の球体を掴む
眼球規模を指先で 搬ぶ搬ぶ 呼吸を止めて搬ぶ

いつもおなじ道を未知の　また明後日も明々後日も
いつもおなじ位置の君と　また明後日も会えない気持ちを
いつか変わっていく　肌、しぐさもどんどん
良いだけじゃ嫌だよ　「じゃあまたね」　

滑り込んだ地球でわたしは
あたまの宇宙も無邪気なファントム
君に向かってはしゃいで投げた言葉
なぜだか独り言なんだよ
どうせ　これは

★★★★★★ドルフィンキック★★★★★★

ビャァァァァァァァァァァァァンと　推し引き絶叫

旧・レイラ 振るう凱旋へ曰く「現象」
穿つフラクタル 揺らうプラグ
終・ヴァイラ 被覆は依然慰労「共生」
胸に青を基調と見えよ

──最初から終わっていた。
「運命」なんて知りたくない！

平凡なのは低脳なのか
想像力がﾀﾋんでいる

ねえ　なんで救済は来ないの
なんで安寧は来ないの
こんなに堕ちた世界も
まだ平常運転の仕様だと言うの
神様

「しっかり」って
どの口が言ってんだ
さっぱりなんだよ

叱り散らしそっぽ向いて
ほらやっぱりってんだろ？

さあ変わって　変わってく
怖いものなんてない様
ずっと　ずっと
独りでいるよ

のらりくらり　のらりくらり
今はこのままで

それが近道かな

神域の森の境界は　曖昧なもんだね本当は
ふたつの鼓動と擬態した　祭囃子の音

AT3選

単純明快をモノにしたくて
斯くあるべきという理想を殺して
もう散々だって逃げる勇気も無い
はやく　もっと　堕ちて

見附かってしまった
巡回車のライト 撒爾沙のようで
敢え無いね もう逢えないね 永遠に
どうか 手を離さないでいて

またいつもの時間に開けるコーヒーが
重ねたまま明日を待つシャツの
その上に溢れてシミになって
彩りを失うの

祭り, 薬, おまじないとか
有象無象の等view
降り積もるようで

一人きりでいた
一息で無くなる

見えない羽を信じている
未来が怖いから信じているね

きっと来ないよ　朝は　

動物になって世界を眺めている
乾いて汗ばむ身体を
鳥になって魚になって猿になって
移ろう町を見ている

現象と夢、構想の果てを
潜在して透明な息をする
現状を模して、壊れてる
世界線の先を望む

リアリティーのダンス
ダ　ダンス
ポロポロだね　雨降る
日々とも　仲良しさ
夢の中に　
浮くモフモフとキミと
たまたま出逢えたら
いいな

いいな

取り出した刺し身は中の方が　凍ってて　可哀想
すぐに消えたあの靄は　明日　私のこと　拐ってくれる？

I'm a baby

一番不出来な作品の前で
ピースで写真撮って
俺らが映ることで
最高の絵画にしよ！！

オリジン気質を彼らは掲げて冤罪
模倣と相違でリアルの形骸。
終点。反転。
酸化し劣化

あっという間になくなる
かなしい わたあめ
ずっと　頭がからっからっから
むかしに　むかしに　あの頃に戻ってお願い

消えない炎が燃えていた
化け物どもと遊ぶ森で
どこへも行けずに叫んでた
ぼくをきらわないで！

それは、ポピュラー ジャズ オルタナティブ エレクトロニカ ノイズ etc.
誤った分類を受けたままの音楽は、誰に救われることもなく。
けれども、彼女は全ての音楽を許可します。

「以後初音ミミックを初音ミクとし、初音ミクを初音ミミックとする」

まだわたしは笑えている
泣けている
怒ることもできている
指先は痺れている

二人が違ったから

ぐう

壁に走る亀裂は、ちょうど枯れ木のように見えるのだ

虹色　空が落ちてきたら

ゆけよアンビュランス
点滴こそいで
とどけてよホスピタル
先生いそいで

割れる風船。

さみしげな返事はふたつ
光をたどって夢からさめる
ただいま
またもどってくるよ

僕のいない夏を楽しんでね 　

あとどれくらい罰を耐え抜けば
突きつけられた銃口は錆び付くのでしょう？

片腕を失くした妄想人生に
眠れない夜はひとり怯えている
終りに対する真っ黒な問答は
いつまで続ければ答えが出せるのでしょう

()()()さよならのうた
(夏の夢は終わる
それでも、生きていく。
長い長い旅の終わり(始まり)
閃光少女憂鬱を裂いてよ！)

ぼくのひみつをきみにうつすよ