あなたはかみさまじゃないから
守り切れない正解もあるよね
私は大丈夫

手繰り寄せることすら
できない願いだから
それでもあなたが笑うというなら
それでいい
それだけで

ちっちゃな私には
全部　全部
大きすぎて
ちっちゃな私はさ
今日を　今日を
あー繰り返す

いつもどおりなのだ
繰り返しているのだ

あなたから
借りたまま壊してしまった全部を
返すみたいにこの波に溶かして

もうほんと
くだらないことをつらつらと
誰の持論も思考も信念も愛も
クーイングみたいね

辛いときほど どうして
夜風がこんなに 愛おしく感じる の
この世界は バグだらけで
疲れるんだ

まだ名前のない感情
もう少しだけ触れないで

旅を捨て雲へ向かう独り
私の行き先は何処にあるのでしょう

風に舞う落ち葉のように
貴方を彩る
芸術になりたかった

それが愛だとしても
君の声と知らずに
止まらないで移る季節にもう戻れない

おわりがなくても
あなたを愛せるように

さよなら
会いたいと願えば
全てが壊れてしまうから
笑ってよ
背を向けたら

汚れた　汚れた愛で
僕らは間違っていくんだ
きれいな　きれいなまま

人は意味なく生きてるから
自由と縛りに執着すんな

ただ痛んで　ただ痛んで
答えのない正解こじらせた
それだけ

「自分」の声を聞いてください

私は何ですか？

「分かり合いたい」そうだろう？

餓鬼も満たすうつろに
言葉も忘れたか？

崇高なる寂滅を以て
本当も嘘も無くなればいい

鼠色に 汚れたから 言い訳してた
私に手を触れ 理解してた つもりでいた

気づいた頃には
誰もここには
歩く姿を笑う
人影も、もうなかった

足元が見えないまま
わたしなら 何処まで行ける？
視えるとこだけ 見ないで
そんなの言えないよ 絶対

零れた結露が床に落ちて爆ぜ
頭から爪先まで寒気が走る

君の隣を空けておいてよ
それほど大きな荷物じゃないから
ねえいいでしょう？

ねぇ ずっと今が茜色で染まり続ければ
夕も幸せだろう

君と僕の証を
残す術がないなら
温もりを焼き付けて
僕を殺して

意味もなく生まれた髑髏のように
物語も、唄も、エンディングもない
ただ始まりのまま終わりを告げる
その虚しさがこの「僕」なんだろう

いつか ちゃんと 疲れたら
一緒に 笑ってくれるかい

世界中が全部嘘だと
神さまから告げられたって

ずっと来るはずない君との日を願ったこと
鍵かけて。

あなたの心の脆い糸は
切れても願いなんて叶わない

夏の花束は風鈴の影に
水に溺れてる君の言葉が歪むんだって

産まれてくる前の方が君は
綺麗だったよ ポプリさん

時間は有限で 永遠みたいな嘘で
儚い人生の一瞬に きみがいて

さぁ
踊りましょう夜明けまで
疲れ果てて眠るまで
どうせこの心は君には
何一つ届かない

思った以上に その肩は
裏も表も少女を極めてた

生まれていいかって訊いた
君はいいよって言った
君が僕を選ぶとき
僕が君を選んだの

安全性が無い
笑わないで
僕の声を聞いてくれ

見えない誰かに嫌われたい
少し誰か傷つけたい
嘘だらけの中に紛れて
忘れたならそのままで

底知れない敬虔さで
何を信じてたかった
熱に思考預け
生きていたかった

懐かしい匂いに
ふと目を覚ました
あなたが笑ってた あなたが笑ってた
僕は 僕は
嬉しくて泣きました

いつかの僕へ
ここに救いはないんだよ

呼吸が上手くできないのは
生きてる証拠だ

待っていたって夜明けは来ないな
どうか連れ去って私をころして

救われなくても生きていたいよ
それでも世界を美しく思うから

そうだ！這い上がれるさ！悩め少年よ！
思考の波で作れ傑作を！
この国の貧しさなど元から断ち切る爆弾を！

傷のない虚構に終わりを
処方して

もし今日人生最後の日なら
今のうちにクッキーでも焼いて食べよう