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【初音ミク(1640㍍)】 タイムマシン 【オリジナル】
切なくも爽やかなサビのメロディが最強。
こんなにも繊細で複雑な印象を持たせられるのはなぜ??
という疑問からコードに対するメロディの働きを分析したんだが、個人的にとても面白かったので少しだけ早口オタクさせてくれ。
コード進行は6-4-1-5の王道進行で、コードに対するメロディの音程の働きが余りにも素敵。
まずサビ頭の音が (少しずつ の「ず」) が6コードの根音に対して4度から始まっていて、爽やかながらも切ない、少し緊張感のある独特な響きになっている(いわゆるsus4の響き)。
その絶妙な浮遊感のまま4コードに移行するが、ここでもメロディの頭が(小さくなってく の「ち」)が根音に対して6度から始まっていることで絶妙なバランスの浮遊感が生まれている。まだ緊張感は継続している。
そこから最高の安定感をもつ1コードに着地するのだが、ここでメロディ(全部置いたまま の「ぜ」)が1コードの根音から始まるのが最高に気持ちいい!!
更に言えば次の5コードの頭( 置いたまま の「い」)も5コードの根音!
しかもここがサビの中でも最高音で盛り上がりも最高潮!
緊張感が解決された気持ち良さのまま駆け上がっていくメロディやばい!!
このように6-4-1-5の6-4で緊張感を、1-5で安定感を持つ音選びをすることで盛り上がりを演出することに成功している。
メロディライン自体も6-4が限られた音域をコロコロする一節、1-5で広い音域を駆け上がって駆け下りるダイナミックな一節、という異なる形態のフレーズの組み合わせになっている。
このような工夫が6-4と1-5で微妙に異なる印象を形作っており、サビの中でもメリハリのあるストーリー展開を感じられる。
また、コードに対するメロディの音程で七色の響きを使いわける事で切なくも爽やかな世界観を表現しているのも非常にテクニカル。
もう本当に好き。
と、理論攻めで解析したものの聴いてる時は泣いちゃってそんな深いこと考えられません…
軽い気持ちで考えて書いちゃったモノだから間違ってる部分あったらゴメンネ -
【GUMI】僕は空気が嫁ない【オリジナルMV】
実はこの動画の投稿日の1週間前くらいに記録的な異常気象が訪れており、ゲリラ豪雨も降ったのじゃ
超スピードで歌詞に取り込むという時事ネタだったのじゃよ…
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