まだ戸惑ってるの？
繋がった手のひらから
流れ込んだ　あたたかなサウンド

絶対戻らないなんて　貴方も分かんでしょ

貴方の涙拭えても　貴方の涙を止められない

そして何もかもが手遅れの灰になったあとで　僕は今更

変な癖さえもう　今じゃ愛おしいばかりだよ

ボロボロに堕ちて堕ちて堕ちて瘡蓋になった傷で
誰かと喋ってみたかったんだ　馬鹿みたいな話

ふと停留所で夢を見ていた

もういいよ
理不尽だらけのこんなくだらない世界だって
本当はずっと好きだったんだ

誰もが二度と戻れぬ今を　きっといつか後悔するから
今はまだこんな気持ちで　気ままに歩いていたって、いいよね

ありふれた人生を赤く色づけるような
たおやかな恋でした
さよなら

歌うこと教えてくれた君に

生きる毎に思い出を預けて

何処にでも行ける　行けるのさ
誰の何にもなれなくても

覚えておこう　道しるべとなるときまで

何億年の塵にもなれないなら
ほんの一瞬でも二人で過ごしましょう

情けなくていいから
変わらず貴方で居て

伸び切ったヌードル　冷めたスープ
即席の幸せを味わってた朝

全てをなくして　君の記憶だけで
永遠に埋められたなら

どうか君は君を覚えていて

この先言うことは全部が嘘っぱちだから
聞き流してほしい

変わらないものを探していた
後書きみたいな帰り道だ

馬鹿話はやめて正しく暮らさなくちゃね

あぁ洗濯の取り込みがまだだ、って気づいて
空と遊んで崩れた両の手を伸ばす

ひとりぶんのトースト
ずる休みの味だ

そのまま今日になって　部屋に腐って
次第に僕をなくしていくんだろうか

そんなもんだよ

冷房の低音が響くだけのこの部屋で

真面目な顔をしたって　何か嘘くさくなってさ
良い人になんかなれず　ただ抱きしめた
まるで初恋のように

栞　外し　閉じた　また振り出しだ

向き合えなくてごめんね

きみは　なおらない
なのにどうして　わらってるの？

さりげない日々に　ほわっと
君を思い出す

精一杯努力をしても
何もかも上手くいかねぇ〜
あぁ〜〜

今更救われたいよ